次のブログがまた訃報についてのものだなんて思いもしませんでした。

歌手の西城秀樹さんが旅立たれました。

ネットニュースで見て以来、あまりに信じられなかったがゆえにブログを更新できませんでしたが(Twitterでは呟いてたけど)まとまった文章にまとめておこうかなと思います。

小さい頃から存在だけは何となく知っていたけど、初めて意識して聴いたのは2011年に高道さんがカバーした「若き獅子たち」の原曲が気になってようつべで聴いたのがはじめでした。
すごく壮大な曲で、「ほーん、やっぱり新御三家とやらはすごいのねぇ」と言ったテンションで最初は聴いていました。

そのあと、つべで動画を漁ったりしてぐっさんとのコラボを見たりして、「めっちゃ良いやつじゃん!」なんて思ったりしてました。ぐっさんとのコラボ動画、本当に好きで今でもたまに見ちゃいます。

2度目の脳梗塞のときは本当に驚きました。当時のブログ見るとかなり失礼なこと書いてありましたね(笑)
「個人的にはブーメランストリートが聴きたい」って書いてあった。
本当に聴きたかったならやっぱり同窓会コンサート行けば良かったんだな。
「ま、いつか高道さんも出たときかつうちの近くのホールに来たときでいっか」なんて思ったのが運のつき、という感じ。
2度目の脳梗塞の後、厳しいリハビリの上復帰された24時間テレビ、今でも覚えてます。
お子さんや奥さん、ファンの方のために頑張られるその姿勢はまさしく「レジェンドアイドル」に相応しい姿でした。私も何度も勇気付けられた。

私が彼の歌手としての魅力に気付いたのは、「サンタマリアの祈り」という曲をベスト版で聴いたときでした。
恋人が亡くなってしまう曲なのですが、まず私は「アイドル」と呼ばれる人が人の死を扱う曲を歌っていることそのものが衝撃的でした。
しかも、「死んじゃったけどボクは前を向いて歩いていくよ~!」程度のものかと思えば、「サンタマリア 僕の命を 君に捧げます どうぞ奪っておくれ」と来た。
恋人が死んだ悲しみを完璧に、いや完璧以上の世界観の作り込み方で歌っている姿を見て、私は歌手としての西城秀樹さんを甘く見ていたな、と思った。この人はすごい、と純粋にそう思った。

私は元々野口五郎さんのファンです。五郎さんの心痛を思うと察するにあまりあるなと思う。今年の2月のオーチャードホールで五郎さんが秀樹さんに提供した「Love Songを永遠に」を秀樹さんの音を被せて歌っていた。秀樹さんの話もしていた。きっと二人で歌える日を心待ちにしていたと思う。五郎さんの弔辞全文を見たけど本当に二人の仲のよさが見てとれて泣いてしまった。

それとまさか郷さんが弔辞を読んでくれるとは思わなかった。彼は新御三家から距離をおいていて、むしろ新御三家と呼ばれることを嫌がっていたんじゃないかな、と思っていたから。

2年前の対談を見て、ブログではネタにしなかったけど新御三家が揃い踏みだ!って個人的にすごく嬉しかったんだよね。いつかきっと秀樹さんがもっと良くなってデビュー50周年くらいになったら今度は歌番組で揃い踏み見せてくれるよねって思ってた。その時はシャッフルメドレーかな?なんて考えたりして。
それが、次の揃い踏みがこんな形になるなんて誰も思いもしないよね。

ここ1週間の報道見てても分かるけど、とても偉大な歌手だよね。不世出の歌手だと思う。
新御三家のお二人には、昔からのファンの方がもう皆亡くなった位の頃まで秀樹さんのところに行くのは待ってほしい。後追いの我々が「やっぱりすごい人だった。淋しいけど大往生だったね」なんて言えるくらいに生きていてほしいと願ってしまう。ファンのエゴだと分かっているけどTVに映る秀樹さんのファンの方々の悲痛な姿を見るにつけ、特に思ってしまう。

最後に。
西城秀樹さん、今までお疲れ様でした。
今はゆっくりと休んでください。
天国でリサイタル開いてたりするんですかね。
あなたの勇姿、素晴らしい歌は忘れません。