「ケンカはしないのですか」
と、時々聞かれることがあります。
ケンカはしません
でも、私は、言いたいことは言います
(じくさんは、知りませんが)
1年に1回くらい、たまっているものを出す時もあります
でも、それを、ケンカだと思ったことはありません。
嫌なことは、嫌
直して欲しい事は、直して欲しい
年の差があろうと
何であろうと
自分の気持ちにふたをするのは、精神衛生上よくないです。
ただ、細かい事は言いませんし、気になりません。
例えば一緒にいて、じくさんはボーっと過ごしていて
私が家事をしていても
「手伝ってよ」
と、不機嫌になる事もないですし、特に手伝って欲しいとも思っていません。
手伝って欲しい時は
「カーテン、閉めてくださいますか?」
と、お願いします。
・・・ほぼ毎日、お願いしても、自らすることはあまりありません(笑)
でも、言えば「うん」と言って、してくれますから
「言わなくてもしてよ」とは、あまり思いません
私の方が、(じくさんのものも含め)荷物を持って行動しますが
「持ってよ」とは、思いません。
持ってほしい時は「ちょっと持っててもらえます」と言えば
「うん」と言って、持ってくれますから、特にそれでいいと思っています。
昔は、私も女性あるある、「察してよ」ちゃんでした。
言わなくたって、毎日しているんだから、やってよって思っていました。
でも、何かの本で「察してよ」は、赤ちゃんまで、と読み
「なるほど確かにね」と、納得したので、察してちゃんは卒業しました
でも、じくさんとお付き合いをして、一つ変わったのは
言い争いになりそうな案件は、あらかじめ、自分の気持ちの着地点を決めておくようになりました。
昔は、言い争っても、自分の中で着地点が分からず、最後の方には
何で怒っているのか、自分でもよく分からないけど、怒っている気持ちが収まらない、という事がありました。
(そういう時って、ありません)
例えば、じくさんは机の上に履いていた靴下を置く癖がありまして
これは、私の中で、瞬間的にイライラするポイントでした
(ちなみに、今は、直りました)
「やめていただきたいです」
と言って、とりあえず「ごめんね」と言えば、もうそれ以上追及はしない、という着地点を決めていました。
仮に、次の日に同じことをされても
「昨日も言ったよね」は、言わない、と決めていました。
何回も同じやり取りをしても「ごめんね」と言えば、
その件については、それ以上言及はしない、というのを決めていました。
そうすると、自分で何について怒っているのか、嫌なのか、が分かるようになり
「ごめんって言っても、全然変わらないじゃん」
といった、不毛なやり取りをしなくてすみます。
・・・そう思いますけど(笑)、自分で自分のイライラを増幅させない、という感じでしょうか
そうすると、基本的に機嫌よくいられますし、不毛なイライラは避けられます。
じくさんも、何度も何度も言われると、それなりに学習してくれ、靴下問題は現在は解決しています。
相手に、こうして欲しいと思う事があれば
それを、してくれるようになること、が一番嬉しいですが
それが叶わない場合は、言えばしてくれる、が2番目に嬉しくて
してくれなくても、自分の気持ちを主張して、とりあえずすっきりする(笑)、が最低ライン
と、順番を決めておくと、自分の気持ちがとても楽です。
ケンカにならないように、というよりも、自分の気持ちを穏やかに保つ方法のような気がしますね