じくさんと私、ベースはとても気が合うのですが、合わないことも、もちろんあります(人間ですからね)
葛西臨海公園にある水族館に行ったときのこと。
熱帯魚を見ては「きれいだね~」とじくさん。
大きな魚を見ては「迫力あるね~」とじくさん。
そう、じくさんは、何でも、とにかく、王道が大好き
アイスは、バニラ
花は、赤いバラ
野球でいえば、ストレート オンリー
変化球は、一切なし
とってもわかりやすいです
そして、ウツボコーナーに行ったとき
「僕さ、こういうの苦手」とじくさん
私は、目を真ん丸にして
「え~。私、こういうのが、大好きなんです」
じくさん、沈黙・・・
「こういう、変なのとか、変わってるのとか、大好き。
だって、生命の神秘を感じませんか?なんで、こうなっちゃったの~って」
興奮する私(笑)
「でも、一番好きなのは、コレ。」
・・・そう、ダイオウグソクムシ
「何年も食べなくても、生きていられるんですよ。
すごくないですか生命って、すごいですよね~。
以前、鳥羽水族館にこれを見るためだけに、行きました」
・・・じくさん、絶句
「あんまり、好きすぎて、本も買いました」
「見ていても、ほとんど、動かないんですけどね。でも、この後姿がまたかわいいですよね」
学生の頃、ダイビングした時も、みんなは、きれいな熱帯魚に興奮してましたが、
ひとり、エビとか、カニとか、違うものを見て興奮していました
時々、もしかして私、変わってるのかなぁ。と思う場面が、あるのですが
本人は、いたって真面目で、真剣なんです。
この本、大好き絵本仕立てで、面白いです