ウイスキーは、蒸留酒の一つで、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、これを発酵させ蒸留したものである。
最初に蒸留アルコールが製造されたのは8世紀から9世紀にかけての中東だった。
その後、蒸留技術は、キリスト教修道士によって、アイルランドやイギリスにもたらされた。
ウイスキーは、ワインと異なり瓶詰め後に熟成が進むことはない。また、低価格品でも高級品でも、同一メーカーであれば同じ原料と同じ製法であるところが、日本酒やワインなどの醸造酒とは大きく異なる点である。