風力発電とは、風の力によって発電機を回して発電する方式をいう。
日本の陸上で発電可能な風力資源の量は、日本の総発電量の7~10%と言われている。
大型風車を採用した洋上風力発電を考慮すれば、総発電量の50%まで可能だという指摘もある。
風力発電は、再生可能エネルギーの中で最も採算性が高いもののひとつとされる。
大規模に導入されているデンマークにおいては、風力発電のコストは過去20年間で80%以上削減され、今後10年間のうちに通常電力と競争可能なレベルまで低下する見込みである。
日本では欧米諸国に比して風力発電の普及が進んでいない。
日本における風力発電設備の大部分は輸入品であり、2007年度の国産機の割合は設備容量ベースで16%、基数ベースでも23%である。