ローマ帝国 ローマ帝国は、オクタウィアヌスがアウグストゥスの尊称を戴いた紀元前27年からの古代ローマを指す。 なお、帝国の滅亡年については、ローマ帝国が東西に分裂した395年、西ローマ帝国が滅亡した476年、東ローマ帝国の滅亡年した1453年など、諸説がある。 ローマ帝国の起源は、紀元前8世紀中ごろにイタリア半島を南下したラテン人の一派がティベリス川(現:ティベレ川)のほとりに形成した都市国家ローマである(王政ローマ)。当初はエトルリア人などの王を擁いていたローマは、7代目の王を追放して、貴族による共和政を布いた。