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オレイン酸は動物性脂肪や植物油に多く含まれているシス型のシスモノエン脂肪酸。
オレイン酸の命名は、オリーブの油から単離されたことが由来である。浅黄色から黄褐色をした液体で、ラードのようなにおいをしている。水には溶けず、クロロホルム、アセトン、エーテルなどの有機溶媒に溶ける。比重は25℃で 0.89、融点 16.3℃。オリーブ油などの不乾性油やチョコレートに多く含まれる。二重結合をひとつしか含まないので酸化されにくいが、飽和脂肪酸と比較すれば当然酸化されやすい。
オレイン酸は皮膚刺激性が少なく、クリームやローション等の化粧品の原料に多く用いられている。