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オーケストラの語は、ギリシャ語のオルケーストラ(ορχηστρα)に由来する。これは舞台と観客席の間の半円形のスペースを指しており、そこで合唱隊(コロス、コーラスの語源)が舞を踊ったりしていた。
弦楽合奏に管楽器の加わった管弦楽は、バロック期にオペラの伴奏として、弦楽合奏の補強にオーボエやファゴットなどの木管楽器が加えられたのが始まりで、モンテヴェルディのオペラに初期の形態を見ることができる。
古典派期には交響曲や協奏曲、オペラの伴奏として大いに発展し、コンサートホールでの演奏に適応して弦楽を増やし大規模になり、またクラリネットなど新しい楽器が加わって、現在のような形となった。

サントリーホール
東京都港区赤坂一丁目13番1号
TEL:03-3505-1001