
小麦粉は、紀元前7000年頃にメソポタミアで栽培が始まったとされている。その栽培技術とそれを製粉する技術が、シルクロードを通って中国に伝わり、新しい食文化である「麺」が誕生した。イタリアのパスタはマルコポーロがアジアからイタリアに伝えたという説があり、麺の発祥の地は中国であると一般的には考えられている。中国では当初、「麺」とは小麦粉のことを指した。その小麦粉を水で練ったものを「餅(ビン)」と呼び、それを焼いたり、揚げたり、蒸したり、茹でたりして食していた。その中で茹でて食したものが「湯餅(タンビン)」で、これが世界の麺のルーツとされている。もちろんこれはひも状のものではなく、平たい団子。練った小麦粉を平たく延ばして刻んだ「剪刀麺(せんとうめん)」が登場したのが唐代(618~907年)。これが宋代(960~1127年)に及んで「切麺(せつめん)」と呼ばれるようになり、やがて単に「麺」と呼ばれるようになった。
らーめん天神下 大喜
TEL:03-3834-0348
住所:東京都文京区湯島3-47-2白木ビル1F
人気のラーメン屋
¥1000以下 (ランチ)