◆多分、最初で最後の「詩っぽい(?)詩」シリーズ


ちょっと見つけたので、初めて公開してみます。

私の詩は一つの詩が平均28行ぐらいとかなり長め(多くの方の詩は10~15行とかが多い(自己調査))で、情景描写とかもあまりせず、心情描写がほとんど(自己分析)で難解な表現は避けて、わかりやすい言葉でかつストレートに心の深い部分を表現している(つもり、、、というか無意識に気付くとそういう感じで書いていた)なんですけど、一度だけ試しに、2008年10月6日に6つほど、他の方々の詩スタイルのイメージであえて短めの詩をちょろっと創ってみたのでした。以下、一挙公開。



❏足音



コツコツコツ


コツコツコツ



足音が聞こえる


誰の足音?


何の音?



怖いと思う?


楽しみに思う?



君の想像力一つで


足音の主だっていくらでも変えられるよ



せっかくだから顔を合わせるその時まで


君が一番逢いたい人を想像していようよ




【願望】10・6




❏想う気持ち




時計の針を指で動かしてしまいたいほどに


明日が待ち遠しい


あなたに会えるから



外を歩いていても景色ももう目に入らない


私の視界はもうあなたで埋め尽くされているから



そしてそれ以上に、この心ははちきれそう


この想う気持ち、はじけてもうあなたに届いてるかな





【熱愛】10・6

(女性の方が多く書いている恋愛詩(もどき)を女性になりきって書いてみた)




❏射し込む朝の光り



レースのカーテンを一直線にくぐり抜け


私の瞼に襲いかかるように飛び込んでくる君


夢の中と現実の朝とを行ったり来たりのだらしない私に


容赦なく心地よい乾いたシャワーを矢継ぎ早に浴びせる


もう起きろって、無言のきらきらメッセージ


ようやく私はいつものあくびポーズで挨拶を返す




こうやってみんなの朝一つ一つに爽やかに挨拶してまわってるんだね


曇りの日、雨の日には会えないけど


自力でも起きられるように


君のありがたみがわかるように


わざと隠れんぼしてるのかもね


今日も君に会えてよかったよ





【自然との共生】10・6




☑もっと短いタイプのも試しに書いてみた・・・




❏靴の穴



雨の日に歩いてみなけりゃあ


意外と気付かないんだよね


自分の靴に空いた穴でさえ





【欠点】10・6





❏夢



見てるだけでも面白いけど


追っかけてみるともっと面白いんだよ、これが


ていうか、なかなかつかまえられなくて追っかけ続けてる時が一番楽しいんだ




【幼子の心】10・6





❏心の中



見え過ぎない方がいいのかもね


人の心の中って


自分の心なんて外からは結構丸見えみたいだ


いい時も、悪い時も、


いや、悪い時に限ってね




【正直者】10・6




(下記の文章(短詩を創って感じたこと)は、2008年10月6日当時にメモ的に書いたそのままです。ちなみに100編詩が出揃ったのはその年の11月頃でした)


☆短詩を創って感じたこと



いつもは少し長めの詩を書いている私が、試しに多くの人が創っているような
短詩に挑戦してみた。
思ったことは、私が普通書くのは、かなり心の奥深くに焦点を当てて、ぐっと深く迫って湧きださせているが、
今回は皆のを真似る形で創ってみたので、ややほわっとした感じのをあえて意識的に創ってみたのだが、
割と、軽い気持ちのままで創れた。
もちろん主張がないわけではなく、それぞれに主張も入れているが、
いつものような深い、はっきりした主張ではなく、
ややぼかした感じに持っていっている。
これがいいのかどうかは私も今はよくわからないが、
やはり基本は自分のスタイルをしばらくは貫いていこうと思っている。
大事なことをしっかり伝えたいというのが本音だ。
もちろん、短い文章、語句の中に、大事なことが深く入っていて、人にぐっと伝えることができる場合も多くある。
実際、記憶に残るのは短いセンテンスだと思う。
ただ、今は限界点に達するまでは自分のスタイルでやれるところまでやってみようかと思う。
その中に部分的に拾い出せる短文が出来ている場合もある。
それでいいのかもしれない。
まあ、自分でも創れないわけではなさそうだとわかったのは収穫だったかも。
やはり短い分、数をいつもより多く創れた感じがする。
10行程度を3つに、3行程度を3つ、30分~1時間(感覚)で創れた。
どうしてもこんな短いのでいいのかなっていう思いに駆られてしまう。


(以上、当時のメモそのまま)



どれか印象に残ったのありますか?