今回は猫話。回想してみました。


結婚と共に名古屋へ引っ越し、1年ちょっとを名古屋で過ごした後にドイツ・デュッセルドルフへ引っ越し…という、ここ数年で私至上最高の移動距離を叩き出しております。

大移動したのは猫たちも同じ。
猫、3匹います。


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実家にはこの子達以外にも猫と犬がいましたが全員連れて行くわけにもいかず、私を母代わりにして育ったみのさんと、そのみのさんを母代わりにして育ったぎん&すずの3匹を引き連れて嫁にきました。

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移動といえば、徒歩圏内の動物病院がせいぜいの猫たちは、新幹線移動はもちろん初めて。特にぎんすずは神経質で臆病で、病院に行くにも緊張するし、家に帰ってもショックを引きずってるような2匹なもんで、引越しが決まってから移動に関してはずっと悩んでいました。
時間はかかっても知らない人間とあまり接触せずに済む車移動がいいのか、短時間で移動できる新幹線か……結局、ストレスを感じる時間を出来るだけ短くするため新幹線を選びました。

新居に着いても何日か人気の無い部屋に隠れていたぎんすずでしたが、細っていた食も1週間程度で元に戻り、ビビりながらも生活できるようになってました。
みのさんは私と同じく肝が座ってるのか大らかなのか人見知りもしないし、緊張はするものの慣れるのは早かったな。

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そして何の前触れもなく告げられたドイツへの転勤。
そんな神経質な猫を海外に?!名古屋への引っ越し時の苦労を思い出し、かといってこの子達を置いて人間だけでドイツへ?!どっちも無理!って悩む悩む……。

飛行機でのペットの死亡事故のニュースを聞いたことがあり、猫を飛行機に乗せるのはありえない!って思っていたんですね、私。なので「海外転勤は1人で行ってね」って結婚前から言ってたくらい。転勤の話を聞く数日前にも、共通の友人たちとそんな話をしたばかりで。
まぁ人生何が起こるかわかんないですよね(笑)
笑わないとやってらんないよ、もう!w

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そんな事を言っていた私ですが、現実問題海外へ単身赴任&私が日本で1人+3匹暮らしは色々な面でマイナスはあれどプラスが無いという結論に至り、決死の思いで猫との引っ越しを決めたのです。
猫達の意見が聞けない分、人間の一方的な事情での決定となり本猫達には申し訳ない限り……。

でも、他の猫飼いの皆さんがそうであるように、喋れない毛玉達を様々脅威から守ってやれるのは人間の役目で、彼女・彼らにはできる限り毎日快適に、リラックスして楽しくダラダラしていてほしいと願っているのは私も同じです。

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だから、人間の事情で一緒に引っ越しを決めたからには猫の安全と健康を最優先で、絶対に後悔することが無いように出来ることはやる、あらゆる可能性を考えて、考え過ぎじゃないかってくらい考えて準備をする!を念頭に渡航の準備を進めました。

今はほぼネットで調べられるし、検疫の手続きもメールなどやりとり可能です。
経験者のブログもたくさんあるので、まずはそれらを参考に必要なことや段取りをイメージしていきました。

ただ、調べる上で気になったのはバッドニュースは事細かに記載があるのに、グッドニュースはさらりとしか記載が無い点。
例えば、死亡事故があった場合は航空会社から経緯までが細かく書かれているけども、無事渡航できた場合は経緯が書かれていない場合多いんですよね(´・ω・`)「無事着きました〜みんな元気です!」って結果報告のみ、みたいな。

「あなたがどういう心づもりで、どんな手続きを踏んで無事に渡航できたか、その経緯が知りたいんですよぉおーー!!」

って、どれだけネットの世界を徘徊したことか。
まぁ「動物を飛行機に乗せる=死ぬ」くらい極端に考えてた私にとって、そんな無事の報告も「もしかしてそんなに深刻な事態ではないのかも…?!」って考えを改めるきっかけにはなったんですけどね。

そんな私の経験も踏まえ、これから動物と渡航する方の参考になれば…ということで、各種手続きや段取りなど次回に書いていきたいと思います\\\\٩( 'ω' )و ////