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ときどきすべては
夢なのではないかと思う。

たとえば、こんなふうに。

お仕事の最中に、
突然、全身に痛みが走ると、
わたしはお客様の前で
失神してしまい、
気がつけば、わたしは、
ふかふかのベッドの上。
そして、
母親の声で目覚める。
わたしのもともとの名前を
呼んでいる。


中学生のわたしは、
うーん、うーん、と
ベッドの中で唸っている。
(何だかもの凄い夢を見たぞ)

『僕が女みたいになって
知らない人となんだかすごく
怖いことをしている』

「遅刻するよー」と母親は叫ぶ。
そしてわたしは汗で濡れた
シャツを着替えて、
カッターシャツと学生服を
身につける。

※※※※※※※

わたしはかつては本当に
初心な子どもで、
中学校2年の後半まで、
どうやったら子どもが
出来るのか知らなかった
ほどでした。

さて、水商売のときから、
お客様からもう、ほんとに、
何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も
頂いたご質問で(笑)

『みれいちゃんはいつから
そういう風になりたいって
思ってたの?』


というのがあって、正直、
毎回回答に困ってたんですが
こういう場が出来たので
お答えしますね。

幼稚園の頃から、近くの、
女の子の友だちと、
ままごと遊びなどをしていて、
男の子からは、
よく「オカマ!」っていわれて、
いじめられていたんですが、
その頃からもう既に、
女子たちの集団を眺めては、
「じぶんはどうして
””あちら側””にいないんだろう」
という想いは持っていました。
理不尽だと思っていました。

「男の子」が「少年」へ、
そして「男」へと
発達する過程で、
わたしはことごとく
つまずいてきたような
気がします。

じゃあ、その頃から、
わたしは女に
なりたかったのかな?
””あちら側””に
行きたかったのかな?
ところが、そう簡単な話でも
ないのです。

だって、わたしはその頃、
””あちら側””に向かうための、
現実的な手段を
何一つ、知らなかったから。
さっきも言った通り、
性に関わることは何も知らない
初心な子どもでしたから。
女性ホルモンの注射を
打ったりすることなんか
考えが及ぶはずが
ないわけです。

だから、何度もつまずきながら、
男になろうとしていた
時期もあって、
現実的な手段を知り、
おずおずと””あちら側へ””
足を踏み出すのは二十歳を
超えてからのことでした。

そのへんの、
詳しいところはまたいつか
ここに書くか、あるいは、
お会いして訊かれればまた
お答えいたしますが(笑)
ひとまず、先ほどの
ご質問に対するお答えは、
『ずっと幼いころから、
とも言えるし、
割と最近からとも言えます』
といったところです。

今は橋を
渡っている最中ですが、
さて、これから
どうなることやら……。


ありゃりゃ、何やらしんみり
してしまいましたね(°д°;)
次はもうちょっとエロースな
独り言を言わなければ~~。
それじゃあ、
ご清聴ありがとうございました。
(^з^)-☆Chu!!

本日は夜からラストまで
お客様をお待ちしております!
ではっ♡