時空の変化は、極めて属人的な感知にかかっているため、それを例えば五次元への移行等の"表現"で情報として流してきた方々はおられるのだが、本当にそうなのかどうか。

これを情報などで確かめる術はない。そういうものではないからだ。

だが、拙者はごく個人的なところから、既にそれは起きていることを何度も言ってきている。

したがって、何事によらず、拙者が何か嘯いているときは、必ずそれが裏にあるということだ。

時空は既に変わっている。


そして、いわゆるこの現実世界も、これに呼応して変化してきている。


日本以外の世界においては、ことに西欧を中心に、上下、左右、男女、損得などの二元論が遥か昔から突き詰められてきた。西欧の哲学の深淵さや、いわゆる科学的な突き詰めなどがその代表的な例である。

そこで、時空の変化に伴う世界の変わり方も極めて二元論的に動いている。一言でいえば、悪魔支配から神支配への宗教戦争である。

だがそこには、たとえば草むらの虫たちのコーラスを感得するような精妙な感性は存在しない。その段階は、二元論を超えた感性でしか感得できないからなのだ。分解して分析して組み上げるエンジニアリング感覚では通用しない次元である。


ところが、本来そこに礎を持っていた日本の場合、それを封印され、また自ら封印し、さらには二元論突き詰めも外国のようにはできない、そもそもそうした才能がないために、現在の時空の変化に呼応することが非常に難しくなっている。

いや、 難しくなっていた。


人類全体で考えれば、世界の雛型たる日本が呼応していないとなれば、それは人類全体の正にボトルネックとなることを示している。

したがって、人類全体の集合意識……それは、いわゆる光側も闇側も含まれる……その集合意識からみれば、日本人が変わりだすか、または変わらないならば、日本の大地から日本人を消し去るか、その二つしかないということになるであろう。

そうしないと、人類が存続しなくなるからだ。


日本人の殆どがプラスチック奴隷ゾンビ脳であるままなら、日本人を消し去るという方向になっていかざるを得ないだろう。


だが拙者は、短い期間の東京都知事選挙での動きをみてきたとき、田母神氏や内海氏への応援、期待そして何より根本的な熱気がそこにあることを鮮明に感じることができた。

応援演説に駆けつけた人びとも、自分の売名に走っている人がこれまで見たこともないくらい低かった。心から、魂から応援している人たちが目立った。

事実を見つめている人であれば、そこまで日本が追い詰められている状況であることがわかるはずだ。だから、従来型の目先の損得で動くようなレベルではなくなっているのである。


時空の変化への呼応。

それに呼応した世界の変化。

いま、日本の一分の呼応が胎動してきた。

だが、これは間に合うのか?


日本は、急速に、ある意味奇跡的なほどスピーディーに変化しなけれなならない。

なりふりかまってはいられないのだ。


これは、井戸端会議や酒のツマミの盛り上がり話のレベルではない。

生存をかけたレベルのことである。


もう一度言うが、これは他人にどう思われるとか、なりふりかまってあられるレベルではないのである。


田母神陣営そして内海陣営の方々、まずは選挙運動期間中、酷暑の中ご尽力をありがとうございます。

皆様のなりふりかまわない本気の姿勢に、感動いたしました。