時空の「事実」を記します。

全ては、微生物で構成されています。

私たちの細胞などだけでなく、光や水のような、エネルギーでもあり物質でもあるものも含めて全てです。

微生物は、意識と意思を持っています。

 

さて、微生物には、創造的に組み立てる機能の微生物と、分解し還元する微生物があります。

この両者は、対になって生まれてきます。つまり、時空にあっては等量存在するのです。

なぜ農薬を撒いている土地が、やがてカスカスになっていくかといえば、沢山早く育てという意識で、分解する微生物を悪者にして薬でやっつけ、組み立てる側の微生物ばかり増やそうとするから、土地がカスカスになるのです。つまり、偏った不調和な土地になるため、栄養がない土になってしまうわけです。

EM菌などは、この虐げられた分解還元する役割の微生物の一種で、これを補充するために産み出されたものだということです。

 

この「対」ということでは、男性性と女性性に関する振動波も同様で、産み出し組み立てる機能は女性性であり、消費し分解するのが男性性なのですね。また、これらは回転方向が正反対で、かつ決してぶつからない(波動として干渉しない)のです。

それが本来なのですが、いわゆる男性的な文化の価値……たとえば金儲けとか競争に強いとか出世だとか……に女性が同調してしまう率が高いと、全体に(本当の意味で)生み出すことができなくなり、消費ばかりが進んでしまう状況になります。

すると、人間の中の男性性や女性性のバランスが崩れ、ぶつかるはずのないそれぞれの波動体がぶつかって、干渉し合うようになってしまいます。

すなわち、農薬だらけのカスカスな土と同じように、潤いのないカスカスの人間や社会となってしまうのです。

 

これは、ネガティブとポジティブという捉え方にもあてはまります。

ここが、重要です。

 

かつて、人間より何千年も進んだ文化を持つ宇宙存在が地球に入植して、高度な文化を何度も何度も築きましたが、これらは残らず原子核戦争によって滅んでいます。

その原因が、このネガティブとポジティブの方法論の違いによるというのですから、根が深いなんてものではありません。

が、言えることは、どちらも等量であることが時空の根本ですから、対立するものではなく、調和を保つためにあるわけです。

したがって、どちらが適切かではなく、俯瞰的に調和を保つことを決して怠らないこと、その意思を持つことが大切なのではないでしょうか。

 

具体的にこの社会の中で対立、たとえば戦争状態にあったとしても、どちらもが等量にあって、より高い調和を目指すことが、“落としどころ”を決定する際にもっとも重要だといえます。

 

対で等量生まれる機能。

時空の素晴らしい仕組みの一端です。