昨年より時空元と時空間の動きについては、拙者の“イメージ図”で説明してきた。
・何10億年にもわたり、本来我々が属するL次空間と正反対の回転方向であるR次空間が、重なり合う方向となってきていた
・現人類の発生以来の時空間は、そういう中にあった。このため、L次空間・R次空間ともに非常に歪んだ状態が進んでいた
・これは、「歪みの体験」のためにあった
・我々の“時間軸”でいう2000年頃から、この重なり合う方向は“逆転”した。つまり、より本来の方向、L次空間とR次空間が重なるようなことなく、ぶつかり合うようなこともない方向となった
・時空のもとである時空元は、すでに本来の方向となっている
・これに伴って、時空間も次第と本来の方向へ向かい始めている
・しかしこれは、L次空間とR次空間が重なり合う方向であったときの「歪んだ時空」の“消滅”を伴う

では、この「歪んだ時空」とは何か? それはつまり、L次空間であれば、L次方向でないR次方向の回転を志向してしまう存在たちである。同様に、R次空間であれば、R次方向でないL次方向の回転を志向してしまう存在が歪んだ存在となる。
我々は本来L次方向の存在なので、L次空間だけを問題とするが、このR次方向の回転を志向してしまう「率」が非常に大きくなってしまったのが、いわゆるegoの文化だということになる。

上記は、すでに過去記事で読まれた方のおられると存じるが、本記事を起こすにはわけがあって、いわゆる「宇宙人などの体験情報」の多くが、この「歪んだ時空」およに「歪んだ時空の消滅」とどう関係するかを申し上げた方がよいと観じるからである。
アブダクションされて何々星に行き奴隷となって働いた体験情報や、何々星で埋め込まれたチップを通して入ってきた情報など、2010年頃から非常にこうした系統が増加している。この全てがフェイクだウソだというわけではないのだが、何々星に地球の企業があってビジネスしているなどの情報(といってよいか)について、どう受け取ったらいいのかである。

我々の時空においても、我々と波長が同調しない(たとえば電磁波領域が異なる)存在は多くいる。なので、それらと接触することは通常ない。少なくとも、この身体の五感で感知できるような波長には乗ってこない。せいぜいがところ第六感あたりで雰囲気を感じるかどうかといった程度。見えたり聞こえたりはしないのだ。聞こえる言語というのも、五感レベルなので聞こえることもない(ココでウソを言うイカサマも多いのだが。やれ、テレパシーだとか)。
しかし、それら波長が同調しない存在とは、いわゆる“宇宙人”のことではない。たとえば、妖怪とか妖精とかであると思えばわかりやすいだろう。

では、「歪んだ時空」と関係する“宇宙人”とは何か?
冒頭で述べたように、何10億年にもわたり「歪んだ時空」は発生してきていたのである。そしてこれは、とくに地球に限定してのハナシではない。地球も存在する、このL次空のハナシであるから、そこに関係する存在・・・すなわち、“宇宙人”含む・・・はすべからく時空の歪みを体験しているのである。何々星などの星々も同様である。
であるから、“歪み”に同調してしまう存在も多くいることになる。

ではさらに、「歪んだ時空の消滅」とどう関係してくるのか?
時空の歪みが、三次元で特に強く現出してしまっているのが、他ならぬ我々の「地球」である。マザーアースがどれほど心も魂も疲れはてておられるか。
ことにその、いわゆる“原因”が、「歪んだ時空に同調して自身も歪んでしまった宇宙存在によって、歪み方向へ遺伝子操作されて生まれた地球人類のego意識」にあるといえるのだ。
こうした「ego意識」とは、すなわち意識であるから、あることないこと(フォログラムとして)意識している。その現地球人類の歪みego意識に同調する宇宙存在というのも、当然そのあることないこと意識に同調してしまっている。これが、歪んだフォログラムの正体であり、いくつもの「アブダクションされて何々星に行き奴隷となって働いた体験情報」などにつながっているのである。
「歪んだ時空の消滅」とは、こうした歪んだフォログラムの消滅を意味するといってよい。

よく言う我々の「ハイヤーセルフ」とは、そうしたフォログラムのような次元は、ハナから超越している。
したがって、それ自体の影響を受けるわけではないのだが、「歪んだ時空」に同調してしまう通常の意識(顕在意識)の波長がどんどんマイナーになっていってしまうと、本来、体験して学ぶためにその顕在意識を生み出して、この次元に存在している意味がなくなってしまう。そしてやがては、その顕在意識の低さに引っ張られて、ハイヤーセルフ自体の波長もマイナー方向へ向かってしまうのである。
地球自体、地球に存在するあらゆる鉱物、植物、動物、水、空気、光・・・などの(人間でいうハイヤーセルフに当たる)本質意識が、どんどん歪められてしまったのは、そういうことのなれの果てである。そうして、どんどん歪められてしまった存在を“要素”として、上記のフォログラムが構成されてきたのである。
したがって、「歪んだ時空の消滅」=歪んだフォログラムの消滅とは、歪められてしまった“存在要素”が消滅するドラマとならざるを得ない。
フォログラムの消滅なので、それぞれの“存在要素”がいかに歪んでいるかということがまず(人間なら顕在意識の)表に浮かび上がってきて、それらが十分な割合になると、フォログラム自体がいかにくだらないかが表に浮かび上がり、(人間なら顕在意識として)「ああ、下らない。ばっかでー」となる。その瞬間に、フォログラムが意識から“落ちる”のである。ポロリと落ちてなくなるのである。これが意識におけるのフォログラムの消滅である。
その下らなさ、意味なしさ加減が把握されたとき、ポロリと落ちてなくなるのである。

なお、銀河連合等の「光」の情報においては、誰もがその“曖昧さ”または“抽象的な感じ”を受けるであろう。
こうした情報は、「歪んだ時空」とは違うものなのだ。すなわち、正常化していく時空に同調するものであり、上記の歪んだフォログラムの“存在要素”は含まれていない。したがって、歪んだフォログラムにどっぷりの顕在意識からみれば、ドラマの役者がいない情報だもんだから、「具体的でない」「曖昧だ」「何だかよくわからん」となるわけである。
こうした「光」の情報は、やはり「ハイヤーセルフ」で受け止めなければならんだろう。また、受け止められる「ハイヤーセルフ」の波長でいることが重要である。