昨日だか、愛知県でアオノリュウゼツランの開花が話題となっているようだが、何十年に一度咲くとか。
竹や笹の花が100年に一度咲くと凶事があるなどの宏観もしくはデタラメが古来より言われているが、アオノリュウゼツランではどうか。
さて、このアオノリュウゼツランだが、2017年頃より京都だとか、今年になっては千葉だとかで開花が話題になった記憶がある。そして、愛知県だ。

なんとなく「出揃ったか」という感じがするのは、何故だろう。

2010年にも、どこかで開花が話題となった記憶がある。

どのみちこじつけになるわけだが、それにしても、これだけ全国で出揃う感じになるとは。
竹の花にはあまり感じないのだが、これについては何故か、うーむという。
先日来言っている、祭の準備完了ということか。

祭とは、小さな“地区ごとの祭”はまぁそれなりに幾つもあるわけで、多少大きいのもあるだろう。でもそれは、お囃子が聞こえてるねくらいのものである。
しかし、ここで対象としているのは“大祭”のことである。
何百年か何千年か、はたまた何億年かに一度の大祭ってのは、これはもう、そこまでずっと“粛々”と準備してきているわけで、面積も深度も緻密さも超桁違いの準備であろう。
先日も言ったが、鉱物はもとより、人間以外の動植物は、参加こそしないがこうした祭の感覚に同調している。

アオノリュウゼツランの各地出揃いが、この同調を示しているように観じるのだ。