西日本も地震にやられる可能性がある
現在日本で唯一元気だと思われるところが西日本である。四国の人に聞いてみても、地震は何か他人事のような感じだ。関東の人のように、自分のところが揺れることが無いのでピンと来ていないようだ。ところが、西日本も、実は安閑としていられないかも知れないのだ。私は昨年の6月に発売された雑誌“NEWTON”の巨大地震の特集号を買っていた。そのタイトルには”東京、東海。。。いつ来ても不思議ではない。地域別・震源、規模、被害予測“とある。予測の内容は、全体的には東海地震などの確率が高いことを中心に警告してあるが、それだけではない。その16-17ページにある“想定されているおもな地震”を読むと、地震調査委員会の算出として、今後30年以内に起きると予想される100以上の地震予測が書かれてある。その中で宮城県沖地震として、M7.5前後のものが99%起きるとされていたのだ。これがずばり当たったのだ。同様に東海地震がM8.0で87%とある。これは、菅首相が浜岡原発停止の根拠とした数字と同じだ。更には、東南海地震がM8.1前後で60-70%、南海地震が8.4前後で60%程度となっている。30年以内ということは、平時の予測であり、一度大きな地震が来ると、プレートが連動しているから、その確率がはるかに近年ということになると考えられる。つまり、素人考えではあるが、それが数年以内に起きる可能性も出てくるということである。そして、以上の3つの地震は、1つが起きると、ほぼ同時に起きる可能性が高いと思われる。そうなったら、西日本も壊滅する可能性が出てくる。私は、何も不安を煽ろうというわけではないが、こうした状況を想定しておくことが必要な事態になっているのではないか。浜岡原発を止めたのはそういった点で賢明であったと思える。ちなみにこの雑誌の中のテーマの題名をいくつかあげておくと:―日本で震度7は特別な存在ではない―北海道・東北地方では、太平洋に高確率地域―太平洋沿岸の広範囲が震度6以上―大揺れに見舞われる確率が高い首都圏―首都圏は4枚のプレートの衝突地点―関東平野は非常にゆれやすい地盤―今警戒すべきはM7クラスの地震―地震の予測は不可能。首都圏は不意打ちされる―古い木造住宅は軒並み全壊の恐れ―屋外では頭上から凶器が降り注ぐ―その時、日本の危機管理能力が問われる―東海地震はいつ発生してもおかしくない(以下は3つの地震の影響)―神奈川から愛媛までが震度6弱以上のエリアに入る―新幹線並みの速さで巨大津波が押し寄せる―津波で大阪市の地下街が水没する―共振によって、古い中層ビルは倒壊する―新幹線の事故1件あたり数百人の死傷者が出る―同時発生の場合、超広域複合災害となる―10メートルをこえる津波がまたたく間に各地に襲いかかる―津波は繰り返し押し寄せる―上水道の配水管被害は8万箇所、復旧に30日以上必要な地域も―沿岸部は液状化にも注意が必要―最近、東海地方で地殻の異常現象が観測されている―東南海地震と東海地震は、今世紀なかばまでに起きる可能性がある―全国に広がる高速地滑りの危険箇所―原発の耐震性は万全か―津波は瀬戸内海にもやってくる―内陸のダムから大波が押し寄せる―コンピューターへの依存、中枢機能の一極集中、首都圏が抱える脆弱性―石油タンク数十基が炎上の危険―火災旋風によって被害が拡大する可能性がある:関東大震災では3.8万人の死者―首都高速で、大規模なトンネル火災が発生するかもしれない―スマトラ級!西日本全体を巻き込む超巨大地震@今回地震が起きてしまった時点でみても、よくここまで予測が出来ていたと思う。更には、これからの起きる可能性のある予測も恐ろしいものである。自分たちがこれらを経験しないことを願うのみである(このところ、和歌山が揺れているのが気になる)。