英語の発音の違い(英米、その他)
以前、2年間の米国滞在の後、英国に行きました。すると、ヒアリングにかなり慣れたはずが、ロンドンでなかなかわからないのですね。米国から持ってきたコンピューターが、よくトラブルを起こしました。そこでプロバイダーに電話をします。すると、これが同じ英語かと思える発音をする人がいるんですね。何度も何度も聞きなおす羽目にもなりました。“米国から来たばかりなので、ヒアリングに慣れていないので、もう一度ゆっくり言ってもらえないか”、の連続です。今から思うと、英国英語そのものに慣れていなかったのと、ロンドン特有のなまり(コクニー)が入っていたのでしょう。大学へ行くと、これまた分かりにくい。私の行ったLSEという大学院は、英国でも一番の国際化の進んだ大学でした。そこでは、学生も英国人の方がむしろ少ないくらいなのです。従って、フランス語なまりがあり、ドイツ語なまり、ギリシャ語なまりなど、なまりのオンパレードです。特にフランス語のなまりは、聞き取りにくい。私は、一年ほどナイジェリアに滞在したことがありますが、ナイジェリアでは公用語が英語です。しかし、このなまりに慣れるのにもやはり3ヶ月くらいかかりました。現在では世界で、英語を母国語にしている人よりも、外国語として勉強している人の方が、はるかに多くなっています。そこで、必要に応じてその国のなまりに慣れる必要があります。特にインドやパキスタンの英語が独特でありまた、人口が多いので彼らの発音に慣れる必要性があると思います。我々日本人の英語も、やはり大半の人たちは日本語なまりの英語をしゃべっているはずです(いわゆるバイリンギャルとか、英語圏に長期滞在した人たちを除けば)。日本語なまりの特徴は、RとL,think とsink を混同するとか、Fの発音が出来ないとか、などです。米語と英語に限らず、どの国の発音も慣れがあるのみです。多く聞くだけ、わかるようになってきます。もちろん、その前提として、単語・熟語の語彙がしっかりなければなりません。耳だけで覚えることは、大人になってからは大変に困難です。従って、リスニングは、知っている言葉だけ聞こえてくるということです。