エジプトで市民の反乱が起きている。

世界各国のニュースはこれに持ちっきりだ。どの国でも、専門家がコメントし、討論会をどんどん開くことは目に見えている。


日本のメデイアでも大きく報道されている。今朝はTV朝日系で国際政治の学者が少し解説していた。しかし、日本の場合は、この問題に関して専門家の討論が起きるとは思えない。


まずは専門家が払底していて、議論をあちこちの局で行うことが出来ない。また民放は、サッカーがアジアで優勝したことを祝う方がはるかに視聴率がとれる。だからこんなにマイナーであり、日本人に関しては、観光客にしか影響がなさそうな問題は取り上げそうにない。


実は、この問題は中東の独裁制に対する市民が立ち上がった運動で、他のイスラム諸国にも発展する可能性がある重要問題である。これはひいては私たちの石油の問題にも、関係があるし、反米感情が起きればその背後にいると思われている日本にも影響が出る可能性がある。私も国際問題に詳しいわけではないが、こうした国際問題が起きるといつも日本人の“国際問題音痴”が露呈してくるのである。


ちょっと以前では海老蔵の問題、今では沢尻エリカの離婚の問題の方がはるかに関心が高いのは、大手民放で提供しているTV番組が視聴率に縛られているからだ。それは、昔で言えば1960年代の大橋巨泉あたりからの“面白くなければTVでない”という路線が定着してしまったからだ。しかし、国民もそれに飽きてきているはずだ。


これからは、“ためにならなければTVでない”という路線に変更されるべきだ。お笑いとクイズ、芸能界の話題からは、そろそろ卒業すべきなのだ。そして、色々調べてゆくと良い番組もたくさんあるのだ。特に放送大学の番組や、ジムで時々見るNHKBS放送、NHK教育の高校生向け放送などは、非常にためになる。また民放でもTVタックルとか、そこまで言って委員会(YouTube)、青山のニュースでずばり(YouTube)などである。


民放にも池上彰氏のような人がたくさん出て欲しい。そして我々国民も外国の事が普通に自分たちの関心事になるようでありたい。