英会話のための最小英文法:「受動態(受け身)」 | シャーロックのブログ

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みなさん、

こんにちは。

 

今回は、「受動態(受け身)」について学んでいこうと思います。

 

受動態(受け身)とは、動作を受ける対象(物や人などの目的語)が主語となって作られる形の文で、「~される」、「~されている」という意味を持つ

 

受動態の文の形は、「be動詞 + 過去分詞 (+by)」となる

 

例えば、Nancy loves that cat. (ナンシーはその猫を愛しています。)という文をthat cat(その猫)を話題の中心にして、主語にして文章を作ると、That cat is loved by Nancy.(その猫はナンシーに愛されている。) という受動態(受け身)になります。

 

それでは、いくつかの例を見てみましょう。

 

Everyone likes Ben. (みんなはベンを好いている。)

Ben is liked by everyone. (ベンはみんなに好かれている。)

 

Police officers help citizens. (警官は市民を助けます。)

Citizens are helped by police officers. (市民は警官に助けられています。)

 

Many Japanese play baseball. (多くの日本人は野球をします。)

Baseball is played by many Japanese. (野球は多くの日本人によってプレーされている。)

 

通常は、「~によって」を意味する「by」は入れますが、場合によっては「~によって」の部分がほとんど意味を持たない場合は、「by ~」は省かれることがあります。

 

例えば、

They speak English and French in Canada. (カナダでは英語とフランス語を話している。)

English and French are spoken in Canada. (英語とフランス語がカナダで話されている。)

 

上記の文の場合、「they」は特定の人物ではなくて、一般的なカナダの人々を指すので、

受動態にした場合は、「by them」は訳す必要はないので省きます。

 

受動態の文を過去形にして、「~された」、「~されていた」という意味を表す時には、be動詞の部分を過去形にすれば、過去の受動態の文となります

 

例えば、下記のようになります。

 

They made this camera in 1980. (彼らはこのカメラは1980年に作った)

This camera was made in 1980.  (このカメラは1980年に作られた。)

 

They built this building 10 years ago.(彼らは10年前にこの建物を建てた。)

This building was built 10 years ago.  (この建物は10年前に建てられた。)

 

受動態(受け身)は、会話の中でもよく使いますので、しっかりと使い方は覚えましょう。

次回からは、「現在完了形」について見ていきたいと思います。

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