みなさん、
こんにちは。
英会話のための最小限の英文法を紹介していますが、
今回は「不定詞」について学んでいきたいと思います。
「不定詞」の定義はなかなか難しいので、実際の用法を見ていく中で覚えていきましょう。
「不定詞」は to の後に 動詞の原形 が続く形になります。
この点が最も重要になります。
また「不定詞」は文中の中での働きにより、下記の意味になります。
① 「~すること」
② 「~するために」
③ 「~して」
④ 「~するための」
⑤ 「~するべき」
では、例文を見ていきたいと思います。
I went to my friend’s house to talk to him.
(私は友人と話すために彼の家に行きました。)
He wants to stay in my house today.
(彼は今日は私の家に泊まりたい。)
「to」の使い方としては、前の部分(A)と、後の部分(B)をつなげていると考えればいいかと思います。
I went to my friend’s house to talk to him.
(A) + (B)
(私は友人と話すために + 彼の家に行った。)
He wants to stay in my house today.
(A) + (B)
(彼は今日は私の家に泊まり + (し)たい。)
では、それぞれ①~⑤の意味の例文を見てみましょう。
① 「~すること」
I like to read a book during the lunch break.
(A) + (B)
(私は昼休みに本を読むことが好きです。)
② 「~するために」
My friend came to see me from Australia.
(A) + (B)
(私の友人は私に会うためにオーストラリアから来ました。)
③ 「~して」
I’m glad to meet you.
(A) + (B)
(あなたに会えてうれしい。)
④ 「~するための」
This is the opportunity to talk to my teacher.
(A) + (B)
(これは私の先生と話すための機会です。)
⑤ 「~するべき」
I have a lot of homework to do.
(A) + (B)
(私はするべきたくさんの宿題がある)
これらの5つの意味については覚えてしまいましょう。
また、不定詞toが文中の語をつなぐ役割ではなくて、明確な名詞(~すること)を文中で意味する場合があります。これは名詞的用法と呼ばれるものです。
例えば、
To eat at this restaurant is very expensive.
(このレストランで食事することはとても高いです。)
名詞的用法の不定詞は、動詞の~ing形に置き換えることもできます。
上記の文は、
Eating at this restaurant is very expensive.
とも書き変えることができます。
次回は、「数えられる名詞、数えられない名詞」について見ていきたいと思います。
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