いつでも会えたのに。
あいにだってできたのに。
自分の都合で行かなくて
話したいことだって
急に言われてもわかんないけど、
姿を見せるだけでもよかったんだ。
そばにいるだけでもよかったんだ。
ちょっとした
今日の出来事でもよかった。
制服でいってもなにも文句何て言われない。
学校帰りに
ふら~とよるだけでもよかったんだ。
今さら後悔したって
なにも戻ってこない。

ふいにあの日の
景色が戻ってきて
あぁ
って思う。
みんなみんな泣いてた。
わたしはただ
壁にもたれて
ポツン
としてた。




あの日があっても
わたしは
いまを生きている。
どこかにいないかな
って
登下校のときに
ちらちらみてるけど
やっぱり
いないよね。





あの日から一番辛かったことは
お父さんが
泣かない
っていったこと
お父さんにはお父さんの考えがあるんだろうけど、
わたしはそんなお父さんを
みるのが辛かった。
泣いていいんだよ
なんて
言えるわけないじゃないか。
どうしようもできないんだよ。
背中がとても寂しそうで
わたしはなにもできないのかな
って。


わたしが願うのは
どこかで泣いていてくれること。



わたしは明日も笑えてますか?