職場で私より10才くらい年上の女性に話しかけられました。
「率直な意見を聞かせて」
突然こんなことを言われて少々身構えまえてしまう私。
「明日、出かけるんだけど、髪の毛の生え際、ちょっと見て?どぉ?白髪見える?」
“うん、見えるよ”
とすぐに思ったけど、それは口に出さずに、
「どうしたんですか?急に」
「ショコラさんなら正直に言ってくれると思って、どぉ?」
「全然OKです。白髪、全然分からないし、綺麗に染まってるように見えるけど、染めたばかりですか?」
「そうなの。昨日、自分で染めたのよ。やっぱり染めたって分かる?」
「染めたって分かるというか、白髪も全然ないし、自然な感じでいつも通り綺麗ですよ」
「そぉ?良かったわ。あなたにそう言って貰えると安心できるわ」
「そうなんですか?」
「だって、あなたはいつも正直に率直に言ってくれるでしょ。他の人ならダメでもだいたい大丈夫って言うだけだから」
“はぁ~?それどういう意味?”
私ならズケズケと「変ですよ」って言うと思ってるんだろうか?
実際、今も正直にちっとも言ってないし。
それを言うなら 「まるで正直に言ってるかのように思わせるのが上手」 ってことかもね。∵ゞ(≧ε≦; )プッ
結構私と話した人に、「安心した」とか「やる気が出た」とか言われたりするから。
最後にその女性がまた言いました。
「ありがとう、これで安心して明日出かけられるわ。率直に言ってくれるってあなたしかいないから」
だからぁー、そういう言い方は、やめてくださいよー
あ~、気分悪い。
年々、自分が変わっていってるのを感じるのです。
心にもないことを、さも本心かのように言うのがうまくなっていってるって。
でもまぁ、私がそう言って、気分よく出かけられるなら、人助けをしたってことかな?