こんにちはコスモス


1週間に一度は更新していこうと思いますにっこり



さて、今日のお話は肩の痛みについて。


パーソナル、グループのレッスンでも

肩の痛みを何とかしたいと

通われる方は少なくありません。



肩関節周囲炎、いわゆる四十肩五十肩

とよばれる肩の痛み、

肩関節可動域の低下は時間の経過とともに

炎症が治るので治ったような気になるもの。


クリニックへ通っても痛み止め、

リハビリは面倒だからと

何も対処しない方の方が多い印象です。


肩の痛みや動きにくさ、肩こり。


肩甲骨の動きを出す!

整体やマッサージで肩甲骨剥がし!


と肩甲骨にフォーカスしている人も

多いと感じます。



ですが、

肩甲骨は肋骨に乗っているので

その肋骨自体のアライメントによって

動きが制限されていないか?


そもそも肋骨の柔軟性はあるのか?


その肋骨の土台となる胸椎の可動性は

ちゃんと確保されているのか?


そして肩甲骨、上腕骨と協調して動く

鎖骨の動きがあるのか?


そこに着目している方は

どれだけいるでしょうか?



肩甲骨面と肋骨の適合がなければ

肩甲骨は上手く滑走していかない。


そもそも背面にある肩甲骨を操作するのは

目で見て確認できない分、かなり難しいです。


猫背を変えたくて胸を張って

肩甲骨を寄せる!

というのもよくある大きな間違いです。


また盲点になりやすい鎖骨。

鎖骨の動きが乏しく、

上腕骨や肩甲骨の連携が上手くいかなくて痛みや動きの制限になっている場合も。



四十肩・五十肩の痛みは解消しても

痛みに繋がった姿勢のアライメント、

痛みが出る動き自体は何も変わっていないわけです。


動くようになったのは炎症期が過ぎ、

痛みの出る動きを避けるために

本来動く関節の代償を他の関節が負担したから。


腕が上がるようになった

肩が上がるようになった


と錯覚します。



炎症期では無理をせずとにかく安静にする。


炎症が治ってきたら

痛みがコントロールできる範囲で

運動療法。

マッサージは硬くなった深層の組織や筋肉の癒着を取ってもらうためにも必要です。


ですが、

動けるようになったら

積極的に運動で動き自体を改善していくことが

スポーツだけでなく、日常の自分がもつ最大限のパフォーマンスを発揮する土台となります。



私のレッスンでは

肩首周辺に問題を抱える

クライアントに対しては


肋骨や胸椎の可動性を確認する。


広背筋の硬さ、前鋸筋の働きを見る。


呼吸の適正化。


肩甲骨の操作と認知。


上腕骨頭の求心位を取る。


この辺のエクササイズを必ず処方します。



注意過去に肩が上がらなくなったことがある。

注意肩の動きでゴリゴリ音がする。

注意巻き肩、猫背。

注意フラットバック。

注意呼吸が浅い。

注意肩こり、首の痛み、ひどいと頭痛


そんな自覚のある方は一度この辺りを

見直すと良いかもしれませんビックリマーク




記事についての感想やコメントをいただけたら嬉しいですニコニコ飛び出すハートキューン





先週お花見に行ってきました桜

今日は風も強くもう散ってしまいました驚き

あっという間ですね