こんにちはかに座




痛みを改善したい


姿勢やスタイルを良くしたい


今の身体の状態から良くなりたい

そう思っている方は多いのではないでしょうか?




そう思った時真っ先に

マッサージへ行く。

闇雲にストレッチをする。

筋トレを始める。

姿勢を意識する。



それをする前に考えてほしいことがあります。



凝って痛みがでるようになった肩。


丸くなってしまった背中。


前方に出ている頭部。


硬くなった足首やふくらはぎ。


太くなった太もも。




『なぜ、そうなってしまったのか?』

を放っておいて

何とか対処しようとする人が

ほとんどかと思います。




私たちの身体は外からの情報を

身体のあらゆる部分に存在する

感覚受容器や体性感覚をもとに

感覚神経系や運動神経系を介して、

姿勢や動作、行動を企画し、実行に移していきます。




もし今の身体の状態が良くないとしたら、、、 



その状態は結果だ、

ということをまず知っていてほしいと思います。



必要があり、そうなったのだということです。



様々な情報や周りの環境、肉体的、精神的な状態が今の身体を作り上げたということです。




そうだとしたら、

ただ姿勢を良くする意識をする、

とか

闇雲にストレッチや筋トレをする

マッサージで硬さを取ってもらう


というのは根本的な解決とはならず、


場合によっては症状が悪化したり

別の部位に痛みや症状が出てくることもあります。



マッサージに行ったら、すごく良くなったけど

数日たったらまた同じところが同じように痛くなる、硬くなるといったことは誰でも経験しているのではないでしょうか?



マッサージ自体が悪いわけではなく

むしろ良い面があるわけですが、

根本的な解消に繋がっていないということに気づいていただきたいです。



マッサージなどの徒手療法は

硬くなってしまった深部の組織や

組織同士の癒着、

痛みがあって動けない時などに

しっかり動かしてもらったり、

癒着を取ってもらったりと、

可動域を上げてもらうことでその後の動きや動作がスムーズにいきますのでとても有効です。




その一方で、

その痛みの原因になった部分というのは

何も解決されていない、

ということに気づく必要があります。



痛みが取れ、軽くなったなーと思って日常生活に戻ったとしたら、また同じような症状に戻ってくるのは時間の問題です。



なぜ、そうなったのか?

という原因を追求していきましょう。



環境が悪い。


例えば


例えば姿勢が悪く、

猫背で頭が前突していたとして。




いつもパソコン作業のときに姿勢が悪い。


ちょっと机や椅子の高さが合っていないかもしれないな。


視力とメガネが合っていないから

どうしても画面に顔が近付いてしまう。


メガネをもう一度見直してみようかな。



など何かしら改善点が見つかるかもしれませんね。


仕事を変えるなんてことは

現実的ではありませんから、

できる範囲で見直すのは良いかもしれません。



それ以外にできるとしたら、

外部からのインプットである感覚へのアプローチとなります。


いわゆる運動療法です。



単純に運動不足だとしたら軽いお散歩から。



または緊張状態に陥っている身体を緩めるようなエクササイズ。

運動をしているのは自分だという運動主体感や

自分の身体は自分のものであるという

身体所有感を高めるような運動をしていく。



ながら運動や誰かに動かしてもらっているような運動やストレッチはあまり有効ではないかもしれません。

(リハビリテーションは別ですね)



自分の身体の外側からの情報(五感など)や内側からの情報(感覚受容器、筋肉や骨、関節など)などの刺激や感覚の確認をしながら運動していくことがとても大切です。




そうやって、自分で動いたことで

感覚システムのミスマッチや

少なかった感覚を増やすことにより、

自分の感覚も研ぎ澄まされ、

不調のもとになる不要な緊張や力みがなくなって、必要な場面で必要なだけのエネルギーを使うことができるようになります。


無駄な疲労や緊張や交感神経優位な状態からの脱却ができます。



特に慢性的な痛みの改善の場合は

マッサージの後には運動を行うことがマストとされています。


ギックリ腰を経験すると

痛みが起きた動きや動作が記憶となり、

また動き自体に緊張を生みだし

再度ギックリ腰になるなんてこともピリピリ



運動療法は


この動きをしても痛くない、大丈夫ビックリマーク


だんだんと良くなっているビックリマーク


という感覚を作り、

自分の安全への記憶を強固なものにしていく作業です。



ピラティスはリハビリテーションが目的として作られていますので、

動作の確認、感覚の確認、自分で動くことによって変化を感じることのできるエクササイズです。




ぜひ、慢性的な痛みやコリを経験している方は

マッサージの次は

ピラティスにチャレンジしてみてくださいねラブラブ





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庭に咲いていました。

夏椿というそうです