こんにちはとかげ




ゴールデンウィークは皆さま

どのようにお過ごしでしたか?



地震の被害に遭われた方の

お見舞い申し上げます。


こちら新潟県も結構揺れました。

震度よりも体感的には揺れを大きく感じ、

驚きと不安な気持ちに襲われました。


現地で被害に遭われた方も

悪天候などで不安な気持ちでいらっしゃると思います。

少しでも気持ちが落ち着きますように。 







今回は、

心の不調と無感覚について。




カラダの痛みや不調は目視できたり、

ある程度数値化することで

今の状態を把握することができます。



疲れたら疲労感や眠気

無理が重なれば痛みや不調として

自覚しやすいもの。




ただカラダも感覚の薄さ、

またはカラダの内側と外側の情報のミスマッチによって、痛みを長引かせてしまったり

不調を繰り返してしまいます。




この辺は前回お話しましたニコニコ




心の不調はというと、


なかなか目に見えませんから

何が不調で好調なのか、

というのは自分の感覚にしか頼ることができません。



しかも自分しか感じることができませんし

感じ方は人によって様々。



心も感覚が鈍感になっていくと


自分が不調であることに気づくことができず


気づいた時には深刻な状態になることも。




また自分では自覚していなくても、

家族や周囲の人から

休んだ方がいいと言われてしまうほど

自分の感覚がなくなってしまうケースもあります。(特に男性が多く、鬱と診断されるケース)

ここでは栄養面や内臓的なこととは置いときます。




そんな精神的な疾患の始まりが心の無感覚。




いつもポジティブで明るいという人で

ネガティヴを受け入れていない場合も

注意が必要です。


(自分では大丈夫だと思っていたり、

周りから明るく元気な人、というのも無感覚だと表面的には分かりづらいもの)




また、


自分の好きなことが見つからない


自分がやりたいことがわからない



そんな方もこの心の無感覚が

関係してる可能性大です。



当てはまる方は最後まで読んでみてくださいねにっこり





皆さんが心をイメージしやすい感情というもの。



嬉しい

楽しい

悲しい(哀しい)

怒り

悔しい

惨め

苦しみ

恥ずかしい(恥)

罪悪感

※恥と罪悪感はセットだったりします



などなど



色んな感情がありますが


楽しいとか嬉しい


といういわゆるポジティブな感情というのは

皆さん何度も味わいたいもの。



一方、

ネガティヴな怒りや悲しみというのは

できれば避けたいですよね。



ですが、

感情というもの自体に良し悪しはありません。


自然と湧き上がってくるものです。




では何が自分を苦しめているのか?




過去の出来事や

様々な体験によって自分の中でできあがった

自分の信念やルールというものが

この感情の良し悪しをジャッジするのです。



信念やルールに感情が付随する。



さらには

出来事自体にも良し悪しはなく、

自分の信念やルールに沿って

良し悪しの反応が起き、

そして感情が湧き出てくるのです。




例えば


『役に立つ自分でいなければいけない』


という信念があったとします。




役立たずの自分はダメ(自己否定)


頼まれたら断れない(我慢)


自分より他人を優先する(他人軸)


断ると何か悪いことをした気がする(罪悪感)


その代わりに何か別の機会にそれと同等、

もしくはそれ以上のことをする(補償行為)




このように

何かの出来事があるごとに

この信念が関わってくると

あまり嬉しくはない感情や気持ちになっていきます。



そしてこれを繰り返し

我慢や他人を優先したりしていると


自分の感覚がわからなくなっていくのです。



自分がどうしたいのか?


自分は何を感じているのか?



『自己肯定感』という言葉は

もう皆さんも聞き馴染みがあるくらい知られていますが



こうやって自己否定は作られていきます。



信念、ルールに添えない自分はダメなやつ。

はみ出ることは許されない。




苦しそうですね凝視




これが心の仕組みになるのですが、



この信念が自分を枠にはめ、

自由を奪い、

苦しめるとしたら。



この信念を変えることは可能です。



だって自分で作った信念やルールですから。




そのために大切な第一歩は、


“気づき”


です。




どんな信念やルールを自分が持っているのか?



どんな枠に囚われているのか?



ルールや信念に気づきが起こるだけで

感情が自然とリリースされることがあります。




感情や出来事、周りの人と自分を同一化しない。




自分を客観的に観ることが重要で、

俯瞰して観ることができたときに

その気づきは起きてきます。




ここまで難しかったでしょうか?汗うさぎ



どんなことも

練習や訓練が必要なように

この俯瞰力を鍛えていくにも

練習が必要です。



なんせ、

気づかない間に自分で作り、

どんな人生の場面でも採用されてきたルールですから。


自分の染みついた癖に気づきにくいようになかなかすぐには気づけないかもしれません。



そんなときに、その要らない信念やルールを見つける入り口となるのが

嫌な感情です。



自分の感情に蓋をし、 

無かったかのようにする。


我慢する。


他人に配慮して自分を後回しにしてしまう。



そんな風にしていると感覚はさらに鈍くなっていきます。



また、信念が作られた出来事が自分にとってあまりにショックで辛いものだと感情と自分の『切り離し』が起きます。



無感覚になっていくのです。



自分と心と身体がチグハグ。

バラバラになってしまう。



湖の水のように

水面では透明で透き通った水があり

一見綺麗そう。


けれども

嫌な感情、辛い感情は自覚し、感じることができないと澱のように心の奥底に溜まっていきます。



何かの出来事があるたびに

その水底を掻き回され

一瞬水は濁り、

真っ黒に見える。


そしてまた時間とともに沈殿し、

水面だけが綺麗に見える。




この心のそこに溜まったものを全部綺麗に

そしていつでもこの水の循環を良くするためには




感覚を大切にすること。



まずは

自分の“快”・“不快”に気づき、

不快なことをやめていく。


心が軽くなることを選択する。


五感を味わう。





自分の好きなことがわからない。


何かしたいけど、その何かがわからない


そんな人も無感覚に陥っています。



感覚は自分だけのもの。




他の誰でもない自分だけのもの。



それを小さなことからでも大切に生活していってみてくださいにっこり



自分を大切にするとはそういうこと。




その積み重ねが自己肯定感を高め、

豊かな人生を作っていく。



生きていれば良いことばかりではないけれど

自分の感情と上手く付き合う方法がわかれば、つらい気持ちを長引かせる必要はなくなります。




読んだだけだと少し難しい、

実践したいという方はサポートしてくれるプロと一緒にチャレンジしてみてくださいね花




ココロとカラダ

自分の内と外、境界線をはっきりさせる。

感覚が変化の第一歩。


そんなところが共通点で面白いなぁと思うのですニコニコ


心や身体の学びをする度に繋がりも感じます。






記事についてのご感想などコメントいただけたら嬉しいですニコニコ飛び出すハートキューン






今年のゴールデンウィークも朝の海辺でピラティスを開催しました!潮風や鳥の声、芝生の柔らかさ、五感を刺激しながらのピラティスは最高ですラブラブ