こんにちはねずみ



ブログを更新していない期間、

いつも水泳指導している施設の改修工事があり、

1ヶ月ちょっとの間教室自体もお休みがありました。



コロナが蔓延しているお休みならともかく

この期間がもったいないなーと思い


生徒さん向けに陸上でできる

エクササイズやストレッチなどを

お伝えする機会をつくりましたにっこり




全4回で各テーマを設け、


1回目

水泳で必要な骨盤と下腹部


2回目

肩甲骨の動きをスムーズにする


3回目

股関節の動きをスムーズにしてキックをしなやかに


4回目

全体のバランスを統合する




普段教室でお伝えしていることを

陸上で確認することはもちろん 



普段の姿勢の確認


練習中になぜ上手くいかないか


改善するためのポイント


家でできるホームエクササイズやセルフケア



そんなことを4回に分けていつものメンバーで

ワイワイ楽しみながら実施しました音譜




何かを改善していくには

まず初めに

現在の状態を把握していくことが

最優先となります。



カーナビに目的地を入力するだけでなく

現在地が表示されないと

その目的地までの経路がわからないように。




目標を達成するために


現在どんな状況なのか?


今どんな状態で目標が達成できていないのか?


達成するためにどんなステップを踏んでいくのか?



そんなものが

今を知ることで明確になる。




1回目では

姿勢の確認。

呼吸や下腹部へのアクティベーション。

そのための背部の緊張を取るストレッチなど。


いつも水中ではわかりづらいポジションの取り方。


エクササイズを通じて確認して、ビフォーアフターでの変化を感じてもらいました。


皆さん約1時間での変化に驚かれていましたニコニコ




2回目は

肩甲骨について


肩甲骨の様々な動きができているか?

操作してみる。



手を固定して動かすと、 


『あれ!?難しい!!驚き驚き驚き



ということは肩甲骨からでなく、

手先でいつも操作していて

肩甲骨からのダイナミックな動きはできてませんねー


という風に。


また肩甲骨が乗っている胸郭の可動性なくして

肩甲骨の動きはスムーズになりませんよ、

という説明やエクササイズを実施しました。




3回目は

股関節について。


しなやかに、でもお腹辺りからしっかり打てるキック。

体幹部の安定から生まれる股関節の動き。


ふくらはぎを寝ているとき、

または泳いでいるときによく攣る(つる)。


股関節や膝の痛みがある。


脚が沈みやすい。


そんな方のための回。


球関節である股関節の動きは本来、肩関節と同じく色んな方向へと動きます。


その動きがしっかり出せないから末端の動きに頼らざるを得ない。


実際にキックの動きを陸上で。


どれだけ下腹部を維持できるか?

股関節の動きはスムーズか?


支持基底面が多い陸上ではどんなバランスで自分の姿勢が保たれているのかを確認できます。




4回目は

3回目までの動きをおさらいし、

それらを統合していく練習と

ホームエクササイズの紹介を

それぞれのスマホで撮影して持って帰ってもらいました。



資料も配布し、

自分の身体や関節、普段の症状や問題に当てはめて必要なものをしっかり理解していただきました。





資料の一部です指差し



陸上でできないことは水中ではできないので

まず、陸でひとつでも気になる、

またはやった後に感覚の変化を感じたエクササイズを実践してほしいなと思いますにっこり




皆さんも伸び代がないなと思ったり

マンネリを脱するのに

ぜひ普段の姿勢改善や負荷の少ない関節のコントロールを意識したエクササイズを実践してみてください花





記事についてのご感想などコメントいただけたら嬉しいですニコニコ飛び出すハートキューン