少し投稿の間隔が空いてしまいました
今日は、『抵抗』について
お話ししたいと思います
抵抗とは逆らうこと。
水泳は水の抵抗を利用して前へ進む。
水の重たさを感じる。
その抵抗に反するように筋肉を使い前へと進む。
筋トレで重量を扱う。
重力に抵抗して重いものを持ち上げる。
筋肉が重たさに耐えて鍛えられる。
ある意味、苦しみに『抵抗』しながら鍛えていくわけです。
抵抗は苦しみを生む。
心の抵抗とはどういうことでしょうか？
嫌なことを我慢する。
自分の嫌な部分を隠し良く見せようとする。
嫌な人に合わせて、
自分の気持ちは後回しにする。
別れを告げられたのにすがりつく。
出てきた苦手な感情を
コントロールしようとする。
これは自然に出てきたものや
ありのままのものに対して抵抗している状態ではないでしょうか？
たった今の状態や
ありのままの自分。
どうしようもならない相手のこと。
そんなことに相反するかのように
抵抗することで苦しみが生まれる。
本当の気持ちに蓋をして
一瞬は何事もなかったようにやり過ごしても
澱のように心の奥底に溜まっていく
本当の感情や自分の真実。
表面上は良く見せようとして頑張って
賞賛されたり、褒められたとしても
自分が自分を否定している。
自分に対する“嫌い”という気持ちは
相手には見えなくても自分が一番感じ、
常に心のどこかに一緒にいる。
相手の気持ちをコントロールしようとして
感情をぶつけたり、
説得したり、
期待したり、
言葉で誘導しようとしたりしても
相手の行動や気持ちは相手のもの。
どうにもならないことってあるものです。
自然でそのままそこにあるものを
そのまま受け入れる。
抵抗をしていることに気づく。
気づくだけで緊張していた心がゆるむ。
私はこんな気持ちでいるんだよね
今とっても悲しい気持ちなんだな
相手はこうだ、という事実だけをみて
自分はどう感じているのか自分が寄り添ってみる
自分のこんなところが嫌いなんだ
だからこんなことに憧れてるんだ
そんな風に自分のありのままや事実に
委ねてみる。
受け入れられない、
こんな風にはできない！！
そんなときには
受け入れられない自分がいる
今は抵抗してるんだ
抵抗していたいんだ
そんな風にそのありのままを認めてみる。
抵抗しているときの
力み
強張り
硬さ
そんなものがフッとゆるんで
自分で自分をリラックスさせることができる。
苦しみから解放される。
苦しみが、抵抗しているものを見せてくれる。
抵抗が見せてくれるものは、真実。
そんな風にみることができるようになると
抵抗すらも悪いものでなくなる。
水泳の抵抗を利用して前に進むように。
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あっという間に散ってしまった桜