要らないものを手放すとか、


心を整理するというと


もう古くなった要らないもの


良くないものを思い浮かべる方が多いと思います




例えば


次のステージへ進みたい


ステップアップしたい


何かくすぶっている感じがする


そんな時。


自分にとって必要のないものは全て

手放していくと良いです。



自分にとって必要ないものとは?



自分を苦しめる思い込みや感情はもちろんですが



自分にとって良いものも含まれます。



がんばってきた

自分の経歴や立場

役職や肩書きなど



私の場合、


長年やってきた水球選手としての経歴

そして過去の成績



自分がとても真剣に取り組んできたこと


自分にとってかけがえのないもの


自分が身を削って捧げてきたもの


時間や労力をかけてきたもの


それをとったら自分は何もなくなるのではないかと恐怖すら湧くもの




私にとって、水球とはそういうものでした


そして監視の仕事もそうでした



長年コツコツやってきたからこそ


人生の次のステージへ進みたいと思った時



これらにしがみついていると

どうしても新しいスペースが生まれない




今よりより良いものを手に入れたければ

今握っている手のひらを開いて

良いものすらも手放していく



思い入れが深く

大事にしてきたこと

真剣に取り組んできたものほど


しがみつきたくなり

手放すのが惜しく

手放すにはとても勇気がいるもの



けれど、それを必死に握っていては

目の前に来るチャンスも掴めない



今までやってきた自分を

誰でもない自分が労い、

やってきた思い出を丁寧にみていく


ひとつひとつやってきたことを

丁寧に心の中で整理していく


手放すといっても

仲間と会えなくなることでも

その経歴がなくなることでも

過去がなくなるわけでもないのです


あくまでも内的な卒業



スッキリと手放して

この過去の自分を卒業することで

新たなスペースが生まれ


思い残すことなく次のステージへ進める



誰かにとってはそれが


私のように長年に渡ってやってきたスポーツ

だったり、


長年つきあってきた彼だったり、


長年に連れ添った夫婦関係だったり、


長年勤めてきた仕事や役職だったり、


子育てした子どもたちの自立だったり。




身も心も捧げてきたからこそ

幸せな時間がたくさんあったからこそ


その過去の想いにいつまでもしがみつくことなく


たった今を生きる。




手放す方法はそんなに難しいことではないですが

ひとりだと避けてしまったり

想いに耽ってなかなか進まない作業でもあります


勇気を出すサポートをぜひ周りや

そしてカウンセラーに頼ってくださいねにっこり






ある日の隙間トレ