今日は児童水泳の最終日2本。


中級クラス。

コロナ禍やまんぼう期間もあり、

1クールがいつもの半分の回数。

人数も少なめでした。


練習回数が少ない分、タイム計測もあまり重視しませんでした。



3月の最後ということは6年生に会えるのが最後ということになります。


中級クラスで男の子ひとり。


「○○くん、今日会えるの最後だね」


「え?中学生になってもできるんじゃないの?」


「このクラスは小学生までだよ」


「えー、ずっとできると思ってた。本当に?」


中学生でもできる月謝性のクラスもあります。

そちらは大会に出ることを目標にするクラス。



「そっちならできるかも??」



「いやだ。ここがいいよショボーンあっちはさぁ、厳しいし」

「こっちが楽しいよ」



いつもニコニコ楽しそうにしていた子。


喋ったり、ボーッと自分の世界にいて話を聞いてなくてよく注意してた子。


でもいつも楽しそう。



タイムを競ったり

誰かに勝ったり

目標を達成する楽しさもスポーツにはありますが


それだけじゃない。


とにかくそれをやっていることが楽しいニコニコ


自由に水の中を泳げる楽しさを

味わってほしいなぁとも思うのです。



違う学校の友だちや仲間と触れ合う時間。


学校じゃないからこそ

兵隊を作りたいわけじゃないから

それぞれの自由と個性を尊重したい。



子どもと大人として

生徒と先生として

よりも

ひとりの人間として対等に接する。


怒るときは理由も話す。


教える立場としてもなんでそれが必要なのか?

ちゃんと説明したい。




そんな想いでやってきて

失敗や反省、

時には感情的になってしまったりして

自分を責めることもありましたが


自分が誠実に子どもたちと向き合っていると

心が通じる感じがとってもわかるのです。


伝わってるなとお互いがわかる感じがあるのです。


子どもたちが言葉だけを聞いてるのではなくて

五感や感覚で大人を観ているのがわかります。


こちらが誠実でないのはすぐに伝わる。


子どもが大人を馬鹿にしたり

相手にしなくなるのは

言うこととやっていることが矛盾しているとき。


どんなに立派なことを言っても

どんなに素晴らしい話をしても

その人自身がそれをしているかを見抜く力が子どもにはあります。

誤魔化しもできない。


そんな子どもたちには

常に誠実に向き合ってきたし

自分に正直にいることを心がけてきました。




だから私のことを覚えてなくても

何か楽しい時間だったな

水泳、楽しかったな

ってどこかで感じててくれたらいいなぁ。


もし中学生になって水泳を続けなくても

水の中、また入ってみようかなと思うタイミングがあったらやってほしいなぁと思います。



私自身が小学生の頃に

本当にキツイ練習をやっていて

燃え尽きてしまったので

色んなやり方があっていいのかなと思っています。


まさか自分が水泳を教える立場になるとは思いもしませんでしたが、

子どもたちには楽しく、

水泳をやってほしいと思っていますニコニコ





六年生とさよならは少し寂しいけれど

また誰かを見送っても

また新たな出会いがあります花






記事についての感想などコメントいただけたら嬉しいですニコニコ飛び出すハートキューン





体を自由に操作する

前庭覚への刺激