以前、

トレーニングにおいて

どんなトレーニングをどう選んだら良いか

ということをお伝えしました。






今日はそのうちの一つ、

色んな刺激を入れるということに

少し追加してお伝えしたいと思いますにっこり



ご紹介するのは

パフォーマンスピラミッドにおいて

頂点の『スキル』に当たる部分から底辺を観る考えです。




練習を繰り返しやることが全て悪い

と言ってる訳ではないので、

そこは前提としてお話しますねにっこり




スポーツにおいて、

なかなかうまくいかない時ってありますよね?

頭打ちで伸び悩むとかもやもや




スキルの部分。



シュートが狙ったところにいかない


パスがうまくいかない


スイングがうまくいかない


うまく球に当たらない


狙ったところにボールがいかない


フォームが安定しない


球のスピードや精度、飛距離


などなどもやもや






そんな時にやりがちなのは

うまくいかないことを繰り返し練習すること。




うまくいくまで繰り返すことが

間違いとは言いませんが、

なるべくかける時間を最小にし、

効率よく自分に合った練習をしていくに

越したことはありません。



肉体的にも、同じことを繰り返すことによって

ある特定の部位に負担がかかり過ぎ、

怪我にも繋がりやすい。



体にとって正しい動きでないなら尚更。


またメンタル的にも上手くいかないことが

インプットされ、

苦手意識や失敗体験がマインドセットされやすい。



うまくいかないことを何度も反復練習して克服するという考えは昔からの定番ですが、ちと古いです。




特にスキルに関してはうまくいかないことに対して様々な角度から見直すと良いと思います。




うまくいかないことに執着し、

同じことをやり続けるより

視点を変えて違うアプローチをしていくことに

目を向けてみることも

行き詰まった気持ちにも新鮮さを取り戻し

新しい刺激として取り組みやすい。




そんなときに見直したいのが

ピラミッドの底辺の部分です。




何かうまくいかない時に、原点に戻り学び直す。




取りこぼしがないか見直す。




シュートフォームを繰り返して練習するより

なぜフォームが悪いのか?に視点を変える




体の感覚

目の使い方

力の抜き方



様々な体の感覚や刺激が脳へと伝わり体を動かす



この感覚や刺激を変えていく



どうやって?

何が必要?

は人によって様々です。



肘を上げて投げて!

とか

腰を回してスイングする!

とか

いわゆるインターナルフォーカスは

既に自分の体の使い方が上手くいっていないので

不自然になりがち。





スキルは技術を学ぶわけですから、

初めはうまくいかないのは当然です。


けれどある程度学んでもうまくいかない場合は

反復練習以外に

根本的な部分を見てみる。




別のことをやってみる。



一見全く関係のないようなことのように思えてもやってみた後にまたうまくできなかったことにトライするとうまくいく。



そんなことはあるものです。



形だけを覚えようとすると不自然になりやすい。


ぎこちない動きは体の持っている本来の力を発揮しにくい。


その人が元々持っている自然な動き。


人間がもっている能力を引き出すために

原点に戻る。


ナチュラルで力の抜けた動きを無意識にできるようになる。





スポーツでは大抵の人がスキルやパワーのところにばかりを大きくしていこうとしてしまいます。



どこかでつまずいたときには、

少し原点にもどり再考する。





ピラティスはピラミッドの底辺の部分を補うメソッド。




きっとオリンピック選手やプロアスリートが

ピラティスを選ぶのもここに理由があるからだと

思っていますにっこり


上手くいかないことで気持ちも落ちていくなら

もう少し広い視野で

楽しく

短時間で技術を磨いていくことも大切です花






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