水泳インストラクターの高木愛です

今回は『目の役割』についてお伝えしようと思います

目の役割とざっくり言っても、
今回は水泳やその他のスポーツにおける目の役割について。
皆さん、スポーツをしているときの目線を気にしたこと、ありますか?
例えば、球技であれば
・ディフェンスと自分の位置や距離
・ボールと自分との位置関係
・相手が次に移す行動や動作を見抜く
・パスをする相手の位置と距離
・ボールが落ちる位置の把握や予測
・フィールド全体の敵味方の位置の把握
など、視覚から入ってくる様々な情報でプレーを予測し、行動に移していきます。
その察知能力が早ければ早いほど、
また正確であればあるほど、
プレーも正確に俊敏になっていきます。
なので、真っ直ぐ見ればいいってもんでもなく
視力そのものはもちろん、空間認識能力などが必要になってきます。
これは球技や体操など、チームスポーツやコンタクトスポーツ、道具を使うようなスポーツに当てはまりますね
ボールをゴールに入れるような競技であれば、
シュートをする際に大抵ボールをリリースする前に見ていたところにボールが飛んでいくことがあります。パスも同様。
もちろんパスやシュートテクニックもありますが。
では、
水泳をされている方は、
泳いでいる最中、どこを見ていますか?
初心者〜中級者の方にレッスン中に聞いてみると大抵の方の頭上に

が浮かんでいます。


が浮かんでいます。『考えたことなかった
』
』『気にしたことなかった
』
』こんな答えが返ってきます。
下?かなぁ?と曖昧だったり。
水中を見るとき、呼吸するとき。
目線が動くと頭も動いていきますから、
軸がブレやすい原因に。
左右呼吸するときは左右同じ景色が見えるか?
特に背泳ぎは進行方向が見えないので、
目線が左右に動きやすく、
その度に曲がったり泳ぎが安定しなかったりします。
手足の動きの前に、チェックしてみると良いかもしれません。
上手に泳いでいる方にどこらへんを見ているか尋ねてみるのもいいかもしれません。
軸をブレさせずなるべく抵抗をなくし、
無駄な動きを極力無くしていく。
水泳以外にも、スピードスケートや陸上の短距離なども当てはまりそうですね

視線によって自身の姿勢も変化し、動かす筋肉が変わってきたり、効かせる筋肉もかわってきます。
ピラティスでも目線がよく動いたり、見る方向に癖のある方は姿勢も曲がりやすかったり、ニュートラルポジションが取りづらい傾向にあります。
私がやっていた水球はどちらの要素も必要になってきます。
競泳出身でなかなか上手くならず、
『泳ぐのは速いのにね』
なんて言われる原因もここにあると思っています。
目線がブレないので、ボールとの距離感やゲーム全体の把握ができないからです。
逆に、ボールの扱いはうまいけど、泳ぐの遅いなぁという選手。
オフシーズンや普段の練習でスイム力を上げていく必要のあるときに、
そもそも基本となる泳力を上げるのに、
水球の泳ぎでは無駄が多くタイムが上がってきません。
質より量にならないよう、使い分けを上手くして
タイムを伸ばしたり、持久力を上げるメニューやテクニックを指導していくことが大切だと思います。
目の役割に気づくと、一気にパフォーマンスアップに繋がることがあります。
特に水泳だと目線を意識しただけで、グッと楽になったりスピードが変わったりしますよ

参考にしてみてくださいね
