●ヘニング・ウィッテ氏とギリシャ人女性(10/7記載)
10/1の同氏の講演中にそれは起きた。
予定されていた「法的側面から見たマインドコントロール」とは違う内容で講義は始まった。
ethyleneがキーワード。
故ラウニ・キルデ医師の意志を継ぐかのように、「愛」をエネルギーに変換する科学的な方法で加害者に打ち勝とうという内容だったのだが、そのウィッテ医師の異様な様子とこれから書く奇妙な展開に内容を殆ど覚えていないのだ。
氏は落ち着きがなく、体がガタガタ震えて不安におびえたような様子、そして発話に抑揚がなく言葉が一本調子。目はがらんどうの様に見えた。
ついさっきまで私から1.5mぐらい離れた席で、他の講演者のレクチャーをリラックスした様子で聞き、時折他の講演者にジョークを飛ばしたりして充実した雰囲気の氏とは別人のようだった。
そんな中ギリシャから来たと言う30代ぐらいに見える女性がウィッテ氏に席から何か話しかけた。するとそれを聞いたウィッテ氏はすぐに「君は自分を見失ってるよ!」と吐き捨てるように言ったのだ。
それからその女性との激しい応酬が始まった。何を言っているのか私には内容が聞き取れなかったのだが二人ともとても興奮した様子に会場は異様な雰囲気に包まれた。
その女性が「あなたの意見には賛成できない!賛成できない!」と何度も叫ぶ。
オーガナイザーのピーター・モアリングさんとビアタ・ザリュースキーさんが慌てて女性に駆け寄り、「出て行ってください!出て行ってください!」と退出を促した。
女性はしばらくして席を立った。
話はまだ続く。
その日の20:30頃から講演者とTIによる質疑応答が始まった。
帰ったかに見えた例のギリシャ人女性が席に戻っており、手を挙げて指名されると
「まず、そちらに座っている男性に謝罪したいと思います。」とウィッテ氏を指さして落ち着いた様子でしゃべった。
するとそれを聞いたウィッテ氏は即座に「いいんだよ。あれは典型的なマインドコントロールだよ。」と穏やかにかつはっきりと言ったのだ!
私は衝撃を受けた。
マインドコントロールによって作られた離間工作に対する理想的なやりとりだったからだ。
脳操作でマインドコントロールされていることを認められない被害者は多い。
そもそもマインドコントロールされて「馬鹿される」ことも「馬鹿されてしまったという事実を認めること」も決して恥ずかしい事でも不名誉な事でもない。
加害されたに過ぎないのだ。
もしも、おかしなことをして他の被害者を傷つけてしまったと思ったら「今脳操作されてしまったみたいだ、ごめんね。」と言うことが離間されないためにどれだけ大切か。
無責任に自分の言動をすべて加害のせいにしたりするようなことをしなければ、もともと思慮・分別のある被害者ならきっとわかってくれるはずだ。
初日から目からウロコが落ちる思いだった。