[ Fanatic襲来にによる被害報告書 ] 内容 | ASUKA Moonglow Governors's note

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ASUKA Moonglow首長を1期から18期、20期から22期を務めさせて頂いております Financiersの紆余曲折メモです


[ Fanatic襲来にによる被害報告書 ] 



◆1冊目

【概要】
トリンシック首長の行ったエクソダス調査収集により、エクソダスの復活を妄信する者達の存在が明らかになった。
本報告書においては、そのものを「狂信者」と称することとする。
狂信者は膨大な魔力を包容する魔力の結晶を用いて、エクソダスの復活を画策していた。
魔力結晶は、トリンシック首長と紫電騎士団により辛くも回収され、厳重に管理されている。
狂信者は魔力結晶(以下、コアと称する)の奪還を誓い、各街への侵攻を企てたものである。

【被害状況】
・ブラックソーン城評議会室
トリンシックの建造した城砦型魔導兵器により、物的被害は軽微。
ガード1名が殉職。
・ブリテイン
官邸に放火。狂信者の侵攻は、ブリテイン西部と第一銀行周辺に集中
物的被害は軽微。
・ジェローム
港周辺に被害が集中。官邸の警備に当たった戦士ギルドメンバー2名殉職
・ユー
エンパス・アビーに放火、市街地及びハートウッドへの被害は無し。修道士数名が負傷
・ベスパー
官邸周辺に被害多数。冒険者の居住区までモンスターが侵入するも、各首長をはじめとする有志冒険者により討伐される
・ムーングロウ
市街地、官邸ともに被害なし。ライキューム入り口周辺にて中規模戦闘あり。蔵書、所蔵物に被害なし。
トリンシックに派遣されたライキュームの研究者が侵攻により1名殉職。3名行方不明。
本件については再調査の必要が認められる。
・ミノック
官邸、市街地ともに被害甚大。ミノック警備隊の活躍により人的被害は皆無。
インゴットおよびブラックロックの貯蔵庫には被害は見られなかった。
・スカラブレイ
官邸の被害甚大。市街地全域にモンスターが侵入。商店主数名が負傷。
ムーンゲート周辺まで侵攻が進むも有志により討伐される。
・ニューマジンシア
港周辺に被害多数。有志の敷いた防衛線により、市街地への被害は軽微。港湾作業員とヒーラーが負傷。
・トリンシック
王室土木担当により、港周辺に防護壁を設置。
サー・デュプレの指揮のもと有志冒険者が迎撃を試みる。防護壁は突破されたものの、市街地への被害は軽微。
しかし人的被害は甚大で、復旧には相当の時間が必要であると思われる。
パラディンギルドの殉職者15名。
本件については、トリンシック警備担当よりの報告書に別記するものとする。


◆2冊目

Trinsic警備担当者としてご報告申し上げます。
王の御旗の下、サー・デュプレの指揮によって集った冒険者と共に狂信者を撃退、
狂信者の一人の発言からほぼ全てを撃滅したと推測致します。
しかし、コアこそ奪われなかったものの防護壁は破られ、Trinsicが受けた被害は甚大であり、
特にパラディンの被害は深刻で死傷者は十数名に及んでおります。
犠牲者への補償、補充人員の確保等、復旧には相当の労力と時間を要するものと思われます。
紫電騎士団も例外ではなく、私め自身を始め多数が負傷し、
早急な防衛体制の復旧と治安の確保が急務と考えます。
我が主Trinsic首長Taは狂信者の残存勢力を警戒しており、
騎士団にエクソダス調査の再開を求められましたが現状での調査再開は非常に困難と判断せざるを得ません。
被害を受けた街はTrinsicだけでなく首長所在の全都市に及ぶ為、
現状では有志冒険者を集い小規模かつ散発的な調査に留めるべきと首長に具申致します。
現在のTrinsicにとっての最優先事項は、最後の宝石が揃いシルバーゲートが開かれた際に予想される
ミナックス軍勢との戦いまでに、
紫電騎士団、パラディンギルド両者の戦力回復を行うことと考えております。

あくまで私見ではございますが、コアについては首長Taの技術協力の元、
王室で管理する事が望ましいと愚考致します。
しかしながら本件は首長の専有事項であり、警備担当の私めが意見できる立場ではございません。
どうぞ王室各位のご英断をお願いしたく存じ上げます。

紫電騎士団 団長 Mansemat