2015/04/19 評議会ミニイベント「狂信者の胎動」 | ASUKA Moonglow Governors's note

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ASUKA Moonglow首長を1期から18期、20期から22期を務めさせて頂いております Financiersの紆余曲折メモです


2015/04/19 第六期第五回 評議会(全街首長発言)No1
2015/04/19 第六期第五回 評議会(全街首長発言)No2

評議会ミニイベント「狂信者の胎動」

----ブラックソン城前----

騎士団員Natsume: 傭兵隊集合ー!
騎士副団長Bal Bas Bow: 調査官殿のご到着までお待ちください
騎士団長Mansemat: ベルナルド様が来られるまでお待ちください

----Guard Captainが現れる----

Bernard the Guard Captain: おお、たくさんの方が
Bernard the Guard Captain: やあ、待たせて済まなかったね!

騎士団員Rip van Winkle: *敬礼*
騎士団員Cola: *敬礼*
騎士団員Isamu: *敬礼*
市民: *敬礼*
騎士団員kann: *敬礼!*
騎士団員inemuru: *敬礼*

Bernard the Guard Captain: では諸君、コアの調査に向かおうか
Bernard the Guard Captain: 首長官邸横に設置してあると聞いてるから、ゲートで移動しよう

----トリンシック首長官邸横、コア設置場所へ向かう----
(真っ黒なコアが不気味な光を放っている)

Sancho the Researcher: こここれは、皆々様!
Sancho the Researcher: Financiers様まで…!

市民: 危険な香り・・・・
スカラブレイ首長: なんてことだ
スカラブレイ首長: またしても あんなものを
市民: なんかわかんないけどすごいお!
スカラブレイ首長: ついに手を出してしまったのかぁ
市民: 禍禍しすぎる

Bernard the Guard Captain: ……彼は?

ムーングロウ首長: 我がムーングロウより派遣した研究者チームの一員……なのですが、
ムーングロウ首長: チームで派遣したはずの研究者は、彼を残して行方知れずとなっております

Bernard the Guard Captain: なんと…

ムーングロウ首長: 良からぬことに巻き込まれていなければ良いのですけど…
ムーングロウ首長: ねぇ?トリンシックの皆様?
ムーングロウ首長: *ちらりとトリ首長を見る*
トリンシック首長: !
騎士団長Mansemat: トリンシックがそれに関与しているとでも…?
騎士団員inemuru: ?
騎士団長Mansemat: ずいぶんと物騒な物言いではありませんか、首長殿
マジンシア首長: まあまあ……調査官殿の前でやめましょう。
マジンシア首長: で、こちらがそのコアですか?
トリンシック首長: マジンシア首長殿、あまり近寄ると危険かと……
トリンシック首長: 高い魔力を、この警備装置で抑えているので……

Bernard the Guard Captain: すまない、前を空けてくれるかな
Bernard the Guard Captain: ありがとう
Bernard the Guard Captain: ふむ……確かに膨大な魔力を感じるな
Bernard the Guard Captain: あいにく私には魔法の心得はないが、それでもこの魔力のプレッシャーは感じる
Bernard the Guard Captain: あの三脚のエネルギー供給装置にも似たような気配も……
Bernard the Guard Captain: トリンシック首長殿
Bernard the Guard Captain: これを見つけたのはエクソダス討伐中のことと聞いている
Bernard the Guard Captain: このコアを使って魔導兵器の運用を計画しているとも……
Bernard the Guard Captain: そもそも、魔導兵器とは何なのだ?
Bernard the Guard Captain: 私にも解るように説明してくれ

ムーングロウ首長: *ひそひそ*(Sanchoに何か耳打ちをする)
トリンシック首長: そうですね、ではご説明致しましょう
トリンシック首長: 魔導兵器とは、魔力を導く為の技術としてTrinsicにて開発研究が進められたもので
トリンシック首長: それを、Trinsicの街の防衛目的のために兵器として転用させた物になります。
トリンシック首長: 魔力をあまり持たない者でも、魔力蓄積装置に魔力を貯めることにより
トリンシック首長: 高い魔力を利用した魔導兵器を扱うことが出来るようになり、従来の魔術形態より

Bernard the Guard Captain: ……

トリンシック首長: 威力が段違いに扱えるようになり、高ランクのモンスターが攻めてきたとしても
騎士団長Mansemat: ……*コホン*
騎士団長Mansemat: ……*コホン*
トリンシック首長: ・・

Bernard the Guard Captain: *ちんぷんかんぷんだ*

騎士団長Mansemat: つまり一行で申し上げますと
騎士団長Mansemat: 我々冒険者の生きる世界の回路技術をこのソーサリアに応用したものです
騎士団長Mansemat: この技術を使えば、魔法の心得のない者も膨大な魔力を扱うことが出来ます

Bernard the Guard Captain: ほう……アバター世界の技術をか……
Bernard the Guard Captain: ん?ちょっと待て
Bernard the Guard Captain: それではかのエクソダスと同じではないのか!?
Bernard the Guard Captain: 奴の出自と同じでは……
Bernard the Guard Captain: それを兵器として運用しようとは、あまりにも危険すぎるのではないか?

Sancho the Researcher: いーえいーえ調査官様!
Sancho the Researcher: この技術はそのように危険なものではございません!
Sancho the Researcher: 何せ、トリンシック首長様の技術力はソーサリアでも有数……
Sancho the Researcher: さすが天才冒険者!
Sancho the Researcher: それに我がライキュームが協力しているとなれば
Sancho the Researcher: 危険なことなどございません!
Sancho the Researcher: この画期的な技術に着目なさるとは、さすがムーングロウ首長様!
Sancho the Researcher: 研究が結実した暁には、この私にも相応の地位を頂けるのですよね……?

Bernard the Guard Captain: ……

ムーングロウ首長: え、ええ…もちろんそのつもりよ
ムーングロウ首長: *Sanchoに目配せをする*

Sancho the Researcher: *!*

ムーングロウ首長: 調査官殿、確かにこの技術はかの悪魔の息子と同じ理論で形成されております
ムーングロウ首長: しかし、昨今の不審な出来事の解明に役立つものでもあると思いますわ
スカラブレイ首長: おお
ムーングロウ首長: 少なくとも、トリンシックがこの手の技術に長けているのは事実ですしね
騎士団長Mansemat: ・・・・

Bernard the Guard Captain: ふむ……
Bernard the Guard Captain: このところの不審な出来事に全て共通しているのは
Bernard the Guard Captain: "トリンシック"そして"エクソダス"
Bernard the Guard Captain: そして、調査で手に入れたこの"コア"か……
Bernard the Guard Captain: 赤黒くて不気味な物体だ……
Bernard the Guard Captain: しかし、わからぬな
Bernard the Guard Captain: かのエクソダスは、デュプレ卿と冒険者の尽力によって倒された
Bernard the Guard Captain: 現在、ヴァーローレグに潜んでいるのは機械仕掛けのエクソダス……
Bernard the Guard Captain: このコアを作った者たちの望みは何なのだ!
Bernard the Guard Captain: まさかエクソダスの復活を企んでいるとでも言うのか?

Sancho the Researcher: ……!!

トリンシック首長: それには、まだ調査が必要かと思われます
トリンシック首長: そして、コアのメカニズム解明には魔導技術が不可欠です!
トリンシック首長: それに、このコアを使いこなすことができれば、莫大な魔力を扱うことができましょう
トリンシック首長: そうすれば、魔導兵器は一層強力となり
スカラブレイ首長: くぅ~
騎士団員inemuru: !?
トリンシック首長: 陛下をお守りする盾として、存分にその力を発揮できるでしょう

Bernard the Guard Captain: ふむ…
Bernard the Guard Captain: ううむ……しかし首長殿……

Sancho the Researcher: ……
(ゴソゴソと装置の後ろに回りこむ)

----コアから火の手が上がりはじめる----

市民: !!
ムーングロウ首長: !!
スカラブレイ首長: はっ
市民: ・・・

Bernard the Guard Captain: ……!?

騎士副団長Bal Bas Bow: *ざわざわ*

Bernard the Guard Captain: おい!後ろから炎が……!!

騎士団員Cola: *!*
騎士団員Natsume: *よくない気配がする*
騎士団員Rip van Winkle: *ざわざわ*
市民: *ざわっ・・*
市民: *ざわ・・・ざわ・・・*

Manuel the Paladin: た、大変だ!皆さん下がって!!

市民: なんか燃えてるぞ
騎士団長Mansemat: 総員、戦闘体勢を取れ!
騎士団員Rolant: *あやしいやつ・・・*
騎士団員inemuru: !
トリンシック首長: !

Bernard the Guard Captain: 話はあとだ!

市民: おそろすー
トリンシック首長: コアの魔力出力が上がっている!
騎士団員kann: *ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ*
市民: なんか燃えてるぞ

Bernard the Guard Captain: 諸君、剣を取れ!

トリンシック首長: 貴様、一体何をした!?
スカラブレイ首長: 何かに反応したね
市民: *プシュ!*
市民: うそだろ

Sancho the Researcher: い、いえわたくしは装置の調整を……
Sancho the Researcher: 何もしておりませんで…ハイ

ムーングロウ首長: サンチョ、火がでてるわ!

Sancho the Researcher: *ニヤニヤ*

----コアから機械生命体が大量に出現----

騎士副団長Bal Bas Bow: みんな、いくよ
市民: おお
騎士団員inemuru: 下がってください
市民: ペットつれてきてねーよ
市民: すごい
市民: 囲まれた!
市民: 厩舎はどこだー


----騎士団、市民で機械生命体の波状攻撃を撃破----

ムーングロウ首長: なんなの!?

Bernard the Guard Captain: ケガ人の手当てを急げ!

市民: いったい何が…
市民: どうなってるんだ!
市民: 説明しろ!
市民: あー、こあかった
市民: まだ光ってるー

Bernard the Guard Captain: 皆無事か!

ムーングロウ首長: 街中にモンスターなんて。。。
市民: 騎士団の陰謀だー!
市民: 何があったんですか~
市民: 市民の安全はどうなる!
騎士団員Natsume: けが人を後方に運べ!
トリンシック首長: まだ油断するな、騎士団は体制を整えるんだ

Bernard the Guard Captain: ガードが一撃で……!

騎士団員Sistina: はっ!
ムーングロウ首長: ガードが!

Bernard the Guard Captain: 首長、これはどういうことだ!?

マジンシア首長: 何ということだ・・

Bernard the Guard Captain: なぜコアからエクソダスの尖兵が生み出されるのだ!

トリンシック首長: コアに何者かが干渉したようです
トリンシック首長: コアと警備装置は微妙なバランスを保って設計されております
トリンシック首長: おそらく無理やり制御ロックをはずそうとして、コアの魔力が流出したのでしょう

Bernard the Guard Captain: なんだと…!

トリンシック首長: 貴様!コアを持ち出すつもりだったのか!?(Sanchoに詰め寄る)

Sancho the Researcher: !
Sancho the Researcher: いえいえ、わたくしは何もしておりませんよ!
Sancho the Researcher: まさか、ムーングロウから来たわたくしを疑うので?
Sancho the Researcher: 首長殿!ライキュームの一員であるわたくしを疑っておられるようですぞ
Sancho the Researcher: おおこわいこわい

ムーングロウ首長: トリ首長!ライキュームの者をお疑いになるんですか?
ムーングロウ首長: サンチョ、本当に心当たりはないの?
ムーングロウ首長: それなら、トリンシック首長の設計ミスということになりますけど……
マジンシア首長: Financiers首長!いい加減にしてください!
マジンシア首長: 犠牲者が出ているというのに、そんなことを言っておられる場合ではないでしょう!

Bernard the Guard Captain: ふむ……どうしたものか……
Bernard the Guard Captain: ムーングロウ首長殿、あなたの気持ちも解るがその者をコアに近づかせるのは
Bernard the Guard Captain: ふさわしくないのではないか?
Bernard the Guard Captain: ……かといって、ライキュームの者をむやみに疑うのも気が引ける

ミノック首長: ミノックは関わっていないということで・・・

Bernard the Guard Captain: ここはひとまず、その者の身柄をムーングロウに返すことはできないか?
Bernard the Guard Captain: そしてトリンシック首長
Bernard the Guard Captain: 本来なら、コアを王室付きの研究者に渡したいところだが
Bernard the Guard Captain: 魔導の研究において、あなた以上の知識を持つものがいないのも事実だ
Bernard the Guard Captain: 警備体制を強化し、ライキュームとの解析作業を急いでほしい
Bernard the Guard Captain: そして……犠牲者を手厚く弔ってやってくれ

トリンシック首長: ……わかりました
ムーングロウ首長: *ギリッ* ……かしこまりました

Sancho the Researcher: そ、そんな……!
Sancho the Researcher: 私は言われたとおりにしただけで……

騎士団長Mansemat: 黙りなさい!!

Sancho the Researcher: 手柄を立ててライキュームに凱旋するはずだったのに……!
Sancho the Researcher: !

騎士団長Mansemat: 悪いが拘束させてもらう(騎士団員がSanchoを取り囲む)
ムーングロウ首長: ちょっと!乱暴にしないでくださる!? *キッ*

Sancho the Researcher: 話が……話が違うではないか……

騎士団長Mansemat: **ギリッ** **ギリッ**(Sanchoを拘束する)

Sancho the Researcher: *ブツブツ*

Bernard the Guard Captain: しかし、コアを調査隊が発見したのはむしろ幸運だったのかもしれないな
Bernard the Guard Captain: 誰がなんの目的で作ったかは解明されていないが、まともな目的とは思えん
Bernard the Guard Captain: エクソダスの復活、か……まさかな
Bernard the Guard Captain: ……
Bernard the Guard Captain: 首長、市民の諸君、本日は調査への立会いに感謝する
Bernard the Guard Captain: 正直なところ、思っていた以上の脅威を感じている
Bernard the Guard Captain: トリンシック、ムーングロウの両都市は解析を急いでくれ
Bernard the Guard Captain: おそらく、王室でも独自に調査が開始されることと思う
Bernard the Guard Captain: 各都市の首長は警戒を強め、変わったことがあったらすぐに報告してほしい
Bernard the Guard Captain: ……それと、その研究者は私が責任を持ってムーングロウへ連れて行く
Bernard the Guard Captain: ムーングロウ首長殿、問題ないかね?

ムーングロウ首長: ……仕方ありませんわね

Sancho the Researcher: ……。

騎士団長Mansemat: では、彼の身柄は確かにお渡し致します
(Sanchoの身柄がGuard Captainに渡される)
ムーングロウ首長: 乱暴にしないでいただきたいわ!

Bernard the Guard Captain: うむ
Bernard the Guard Captain: さあ、こっちへ
Bernard the Guard Captain: うむ、ありがとう!
Bernard the Guard Captain: では諸君、私はこれにて失礼するよ

Sancho the Researcher: ……。

Bernard the Guard Captain: 彼を移送した後、陛下にご報告せねばならんからな
Bernard the Guard Captain: くれぐれも気をつけてくれよ?
Bernard the Guard Captain: 何が起きるかわからんからな
Bernard the Guard Captain: それでは諸君!
Bernard the Guard Captain: また会おう!



-----次回 5月評議会へと続く-----