私が経営するライブハウス「アンコール渋谷」には私の好きなものを集めています。


まずは音楽...


素晴らしい音楽を奏でる素晴らしいアーティスト


開演前、転換時間、終演後に、

ステージバックのビッグスクリーンに投影しているミュージックビデオDVDやCD



音楽にこだわるのは、ライブハウスとしては当然と言えば当然ですが、

出演アーティストのライブ以外の時間も

お客様に楽しんで頂ける様に...



お客様に楽しんで頂くためには、まず自分自身が楽しめないと無理なので

まずは私自身が楽しめる様に色々工夫しています。




そしてドリンクとフード...


バークリー音大時代、ボストンに住んでいましたが、

いつも良く飲んでいたのが、

「Jack Daniel's /ジャックダニエル」でした。

厳密に言えば、テネシーウィスキーなのでバーボンではないのですが

私からすればその独特のチャコールの風味がバーボンよりもバーボンらしく思えたお酒でした。


友達と飲むと言えば、Jackを1本持って友達のアパートに行き朝までの飲む

だいたい朝までにはふたりで一本空ける...

そんな感じでした。


ちなみにMr.BIGの Eric Martin もJack Daniel'sが大好きなアーティストのひとりです。

Eric Martinには、アーティスト須藤あきらのプロジェクトでプロデュースをお願いし

彼のホームタウン サンフランシスコでレコーディングをして依頼の付き合いです。

実質的には「Co-Producer」として私はそのレコーディングに参加していたのですが

彼が「おまえがいなかったら、このレコーディングは出来なかった」と

そのアルバムのクレジットに「My Kindred of spirit」と最大限の評価をしてくれました。

昨年の「Mr.Vocalist」のツアーで来日した際も、わざわざ楽屋までにも招待してくれました。


彼 Eric Martinに関しては、また改めてふれたいと思いますが、

レコーディングの終了時間になると、一日の締めくくりとして

Jack Daniel'sを好んで飲んでいたのを思い出します。



アンコール渋谷のフード....

これも私がボストン時代によく食べたホットドッグとローストビーフサンドを

フードメニューの核としています。


ホットドッグはレッドソックスのホームタウンの

「FENWAY PARK」スタジアム内で売っていたホットドッグが最高で、

レッドソックスの試合を観に行く時は必ず食べていました。

客席をホットドッグ売りの人が売り歩くのですが、

注文すると離れた場所からでも客にホットドッグを投げつけてくるのです。

代金は客づてにパスして渡す

...とてもアメリカらしいワイルドかつフレンドリーな売り方&支払方法に

最初は戸惑いましたが、今から思えばその味の素晴らしさと共に懐かしく思えます。


アンコール渋谷のホットドックは「アメリカンシンプル」。

余りゴージャスにせず、良い意味でチープ、あくまでも本来のシンプルな味にこだわりました。

ちなみにホツトドッグマシンはアメリカから輸入しました。



次にローストビーフサンド...

BOSTONのALLSTONという町に

名前を忘れてしまいましたが

凄く美味しいローストビーフ屋さんがありました。


ここのローストビーフサンドもいたってシンプルで

バンズにローストビーフがはさんであるだけの潔さです。

でもBBQソースがメチャクチャ美味しくこちらも絶品でした。

アンコール渋谷のローストビーフサンドはその味を再現しようとしています。


アンコール渋谷にお越しの際は、素晴らしい音楽のお供に

美味しいお酒

ホットドッグやローストビーフサンドのアメリカンフード

を堪能して頂きたいと思います。