地震が起きた2日後、余震がひっきりなしに続く上、
原発から放射能漏れが起きている…
状況が更に悪化し物流も麻痺し荷物の出荷や配送も難しくなっているそんな中、
いつも回って来てくれるクロネコヤマトの配達員の方が私の「大変ですね。」の問いに
「どんな事になっても我々はいつものようにお客様の荷物運ぶだけです。」と言われました。

「いつものように…」と言う言葉にプロとしての責任と人としての覚悟を感じ、
少なからず動揺していた私の心に勇気を与えてくれました。

色々な仕事をされている人がいます。
ひとりひとりが自分の仕事や役割を出来るだけ「いつもと変わらずにやる」ことで、
その人の回りの人も平常心を保て明るい気持ちを見いだす事が出来ると思います。
そのひとりひとりの明るい気持ちが被災地の人を勇気づけて復興に向かえると信じています。

我々が生きている上で乗り越えなければいけない試練だと思います。
昔の人も数々の試練を乗り越えてきたように我々も頑張って乗り越えていきましょう。