
きみのご冥福なんていのらない
松尾あき
(少年チャンピオンコミックス)全5巻
タイトルを見れば結末が何となくわかってしまう漫画ってありますよね
漫画だけでなく、小説や映画、ドラマにもありますが
そうゆうの好きなんです
最後どうなるんだろう、というハラハラドキドキもいいですけど、
わかっている結末に向かって丁寧に伏線を拾いつつ物語が進んでいく過程を見るのがいいんですよね
(ドラマ古畑任三郎で、犯人は始めに殺していて、古畑に少しずつ推理と証拠で追い詰められるのを見るのが好き)
タイトルと5巻の表紙に引かれて、
LINEマンガで気になって読みはじめたら
気がついたらアマゾンで買ってました笑
仲が良くて気になってるけど素直に慣れない主人公が、彼に告白され恥ずかしくて返事をせずに逃げ帰ってしまい
次の日にちゃんと話そうと学校へ行ったら彼は亡くなっていて…という、わりとよくある話
ちょっと違うのは、会いたいと願った主人公の前に彼がゾンビになって現れ、彼女に触れてもらわないと動けなくなってしまうというギャグのような設定
彼はなぜゾンビになったのか徐々に思いだしながら最初ページの伏線を回収しつつ、タイトルの結末に向かっていく
ちょっと切なくて可愛くて微笑ましい、2人の時間がずっと続いて欲しい、そんなラブコメディです
5巻なのでサラっと読めるのもいいですよ
LINEマンガなら3巻の途中まで読めます
気になった方は是非とも