令和歌謡のBABUです。
ラジオ番組の初回出演の時などは、必ずと言っていいほど話に挙がる「あなたの音楽ルーツは」問題(笑)。自身の整理の意味も込めて、この場に活字で残しておこうかな、と。
以下より常体文で...
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僕の場合ズバリ言えば、盆踊り。幼少時代に経験した夏祭りの盆踊りで流れている歌が、記憶の限り初めて触れた「音楽」と言える。「炭坑節」「どんぱん節」「相馬盆歌」なんかが特に好きで、意味も知らずに声高らかに歌っていた。※踊りも好きだったが、本命は歌。
歳で言えば3~4歳だろうか。また、家が天理教だった関係でお勤めの際に歌う「みかぐらうた」などにも親しみを覚えていた。要は、地歌、民謡、演歌...いわゆる日本音階の、一種土俗的な音楽に最初に触れたために、周りの子より音楽的にマセてしまったわけだ。
学校で習うような童謡や唱歌、こどものうたやアニメソングなんかが入ってくるのはその後となる。幼稚園~小学校低学年までは、夏ともなれば自宅のベランダの物干し竿に提灯をつるし、室外機の天板を割り箸で太鼓代わりに叩いて、盆踊りごっこをしては親を呆れさせた。そのぐらいに、盆踊りが好きな子どもだったのだ(笑)。
ただ、そうした趣味・嗜好が同世代の中にあって変わり種だということを幼心にも何となく理解していて、それが恥ずかしく、友達には内緒のまま長い年月を歩むことになる。
やや自慢じみてしまうが、弱冠4~5歳で演歌でいうところの「コブシ」は独学で習得済だった(笑)。家族や身内の前ではたびたびひけらかしてはご機嫌だったが、一歩外に出ると、やはり恥ずさが勝り、披露する機会はほぼ無かった。志村けんのお笑い番組で流れていた「ウンジャラゲ」は、時々友達と戯れに口ずさんだりしていたが(笑)。
幼少時代の音楽模様は大体、上のような具合である。今の僕が演歌・歌謡曲を主とした音楽に親しみを感じているのは、間違いなくこの時代が影響している。
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小学校に進むと、また新たな音楽的嗜好が生じるのですが、そちらはまた項を改めて...。ご清聴、ありがとうございます。
※写真は僕の幼少期のものですw
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