「採血と、血圧とお熱測りますね~♪」
血圧はやや高めだった。私は病院ではかるとちょっと高く出てしまう白衣高血圧。
「先生は
先生ですよね~?いい先生ですよね~。私も乳がんになったら
先生に診てもらいたいな~」
主治医の
先生は、看護師さんに非常に評判がいい。
別の看護師さんも「親しみやすいですよね~」と言っていた。
確かに、近所にいるおばちゃんみたいな親しみやすさである。
パパっと仕事をして、看護師さんが去っていくと
理学療法士さんがやってくる。
「腕の太さとか測りますね~」
あー、リンパ浮腫とか起こったときに、基準の太さがあるといいもんね?
肘、肘上、肘下、親指の付け根など、何か所か計測していった。
終わると薬剤師さんだ。
とってもかわいらしい薬剤師さん。
持ち込みのお薬などはないので、特に何を話したのか覚えていない(笑)
次は歯科診察のお迎えだ。
外来でも歯科診察はしてもらっていて、「歯はきれいですねー」と言われていたのだが
念のため術前のお掃除をお願いしていた。
通常、半年に一回定期健診に通っているのだが
ちょっと歯周病が進みそうだったので、「この際麻酔をして、普段届かない歯茎の中までガッチリお掃除しようぜ?」と言われ
5回にわたって徹底的にお掃除をしたのが9月。
終わった後、「本当は一か月後に一回見せてもらうんだけど、磨き残しも全然ないし、3か月後でいいよ☆」と言われ
診てもらったのが1月頭。
先生には「歯茎健康~~!よかったね!」と言っていただいた。
そして今は1月16日。
診てもらったばっかりだなー![]()
ごめんなさいね~~~
「はーい、とってもきれいですね!」
と言うわけで、気持ち、カリカリやっていただき、歯磨きをしてもらい終了になった。
歯石などでお口の中が汚れていると、呼吸の管を通すときに細菌を喉の奥に一緒に押し込んでしまったり
歯がぐらぐらしていたりすると、管に当たって折れてしまったりするらしい。
歯は大事にしておくに限るな・・・。
帰ってきたと思ったら、次は「注射しにいきまーす」とのことで、また移動。
センチネルリンパ節生検のための注射のようだ。
カーテンに仕切られたベッドに横たわると、主治医の声。
「あるさんこんにちはー。
でーす!よろしくおねがいしまーす!」
「はーい!よろしくおねがいしまーす!」
学生の見学者(ここは大学病院)を伴って先生登場。
結構痛いお注射を、乳首の横あたりにする。
先生を蹴飛ばすほど痛いと聞いていたけど、そこまでではなかった。
そういえば、検査や診察のために病棟から外来に連れて行ってくれるのはヘルパーのおばあちゃんだった。
え?これ、全員について、送り迎えしてるの?すげぇ大変じゃない?
「そうなんですよ~。一日2万歩くらい歩くんですよ・・・」
マジかよ・・・。
外から見るとカッコイイデザインのこの病院。
働く人にとっては全然優しくない設計らしい。
入院と外来は縦でつながってるといいと思うのだが
渡り廊下などがあって、無駄に歩かされる。
毎日この仕事してんのか・・・。
一通りおばあちゃんの愚痴を聞きながら帰ってくると
さあ、次はエコーだ。
またおばあちゃんに送ってもらうよ^^;
エコーしながら、腫瘍の場所を確認して、先生が乳にマッキーで印を書く。
「先生・・・これ、外来の診察やりながらやってるんですか?」←無駄な会話が好きな私。
「あー、これはねーもう診察は終わって今日はこれが最後の仕事ー。さっきの注射は外来の途中~♪」
まじかー。大変な仕事だな・・・。
そりゃ外来も待つはずだよ・・・。
注射くらい主治医じゃなくてもいいんじゃ・・・。
明日手術の3人の印をつけて、おばあちゃんに病棟に戻していただき、
さて、本日最後か?
さっき注射したセンチネルリンパ節生検の撮影だ。
骨シンチグラフィーの機械と同じ機械で撮影するよ!
あ、たぶんセンチネルリンパ節生検の撮影だと思うんだけど、違ってたらすみません。
とにかく撮影です。
終わったらまたおばあちゃんに・・・(略)
はー!やっと終わりかな!
と、思ったら、手術室の看護師さん?からいろいろ説明。
明日は朝から水も飲めないとか
朝の先生の回診で点滴の針入れるから、それまでに術衣に着替えててねとか
手術で呼ばれるまでに、着圧ソックス履いててねとか
なんか心配事はあるか?とか。
不安はまったくないが、素朴な疑問はある。
「私、部分切除ですよね。なんで全身麻酔なんでしょう?」
謎だと思わない?
たとえば、腕になんかコブが出来て、切除しましょうってなったら局所麻酔じゃないですか。
なんで胸になると全身麻酔になるんだろう?
「確かにそうですね~~。一応、検査のためにリンパを少しだけ取るんですけど、それがちょっと深いところにあるから痛いのかもしれないですね~」
そうなのか・・・。
「なんか大事(おおごと)になっちゃったなって感じですか?」
いや、そういう不安はほんとにない。
素朴な疑問だった。
私にとっては人生初の出来事だが、先生や病院にとっては日常茶飯事で慣れたことだ。
私が不安がっていても仕方がない。
どの先生も、看護師さんも、事務の人も、技師さんも
みな丁寧に対応してくれて、悲しい思いをすることは全くなかった。
忙しいだろうに、疑問にはしっかり答えてくれた。
いい病院だと思う。
さて、ミッション終了。
夕食の時間だ。