まやかしだらけの注文住宅 | 内装工事価格、建築工事価格を適正に!見積り比較で業界改革を計る一級建築士のブログ

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建設業界、内装工事業界には政治、コネ、談合などの慣習がまだ残っており、適正な価格で顧客に工事が発注されない
ケースが多くあります。Webという新世代のツールで誰もが適正な価格で仕事を得られる業界を目指します。



注文住宅……


最近ではこの言葉を売り文句に積極的な広告をだしているハウスメーカーが多い。
でもこの注文住宅という言葉に明確な定義は存在しない。


ひどいところでは壁紙の色、ドアの色、外壁の色を自由に選べるだけで
注文住宅と謡っている強者も存在する。


大手ハウスメーカーが求めるものは、効率であり利益である。
組織が大きくなればなるほど、小回りが効かなくなる。


個々のお客様のオーダーは異なるのでそれぞれに合わせることは困難になる。
ある程度の型を作りそこに当てはめていかなければ採算を取ることができない。


注文住宅といってもその殆どがパターンの組合せ。
そのパターンから逸脱すると多額の追加料金を請求されることもある。




結局、彼らが目を向けているのは施主であるお客様ではなく株主なのだ。
彼らは株式市場に上場している以上、利益を上昇させ続けなければならない。


ここで矛盾が生じる。日本という国はこれから人口が減り続けている。
(2048年には全人口が1億を切るとも言われている。)


人口が減り続ければ当然住宅の需要は減ります。
当然ながら、需要が減れば供給も減る。


しかし、ハウスメーカーとしては株主の手前、
毎年、利益を上昇させなければならない。


ここで供給過多という現象が起きる。


供給が多ければ、積極的なセールスをしなければ商品は売れない。


ここで誇大広告が生まれる。
もともと売れないものをあることないこと派手にアピールし、購入意欲を煽るのだ。


実際にそこには中身はない。
規制だらけのセミセミオーダー住宅といったところだろか?


家族それぞれにとってライフスタイルは違うはず。
個々の生まれ育った環境、現在の職業、趣味趣向によって異なる
ライフスタイルを画一的なプランに収めることなど不可能だ。


一生に一度の大きな買い物である家。
絶対に妥協などしてはならない。


だからこそまやかしだらけの注文住宅ではなく、

ライフスタイルをダイレクトに家という器に反映し、
事業者、施工者主体ではなく、

施主が主体となった家づくりを目指していきたいのです。






-追伸-

明日は分譲マンションと建売住宅の実態について
お伝えします。

分譲マンションの住戸がいかに劣悪な環境

なのか…

設計者の視点から暴露させて頂きたいと思います。