アメリカでは、いまだに屋内飲食が禁じられている州が圧倒的に多いのが実情です。

 

 その代わり、店の前の歩道や駐車場にテーブル・椅子を出して、客に食事をサーブしています。ピックアップ、デリバリー対応も兼ねているところ、スペースなどの関係で、屋外飲食をせず、ピックアップ、デリバリーのみとしている飲食店も目立っています。

 

 屋外営業といえども、テーブル間の距離をしっかり取り、店員はマスク・手袋着用です。サニタイザーは完備しており、対策は十分とっています。

 

 ウイルス禍が猛威を振るっていたころは、飲食店自体が営業禁止でしたので、潰れた店が続出。馴染みの店も、いくつか飛んでしまいました。

 

 

 驚愕した、とある店の光景。背筋が寒くなる

 

 日本では、普通に酒が呑め、普通に外食ができます。これには、とても驚きましたが、どうも二極分化しているようですね。

 

 対策を万全に取っている店、そうではない店。

 

 上の写真は、散歩中に見かけたある店の光景です。ソーシャルディスタンスもあったものではありません。人と人の間に、ビニールシートもパーテーションもない。客がひしめき合っています。

 

 背筋が寒くなりました。

 

 こんなんで、大丈夫なのでしょうか。東京は連日、数百人の感染者が出ています。都も国も、効果的な対策をすることなく、なすがまま。無為無策で、感染者は野放し状態です。これじゃ、1日あたりの感染判明者が減るはずがありません。

 

 意外だったのが、パチンコ屋。私が覗いた店は、客と客の間にパーテーションを設置。パーテーションがない並びは、2台に1台は使用禁止として、ひとりおきに座れるようにしていました。こっちの方が、よほどしっかりしてますね。

 

 私も隔離が明けたら、一応、外食は可能になります。

 

 一時帰国の楽しみのひとつが、日本の安くて美味しい食事を堪能することです。

 

 しかし、今回は必要最小限にしようかなと思っています。行くにしても、対策がしっかりしている店にしますね。残念ですが、一時の楽しみのために、感染でもしてしまったら、その後の生活が一変、台無しになってしまいますからね。

 

 親しき中にも礼儀あり。親しい友達だからこそ、移したくないし、移りたくない。親しい友達、知人だからこそ、お互いのことを考え、尊重し、大切にしなければいけません。

 

 

 余談ですが、日本では24時間酒もたばこが買えますし、公園や路上で自由に酒が呑めますよね。これを思い出すと、日本に帰ってきた感ありありです。夜中でも、ふらっと酒を買いに行けますし、帰り道に「プシュー」とできます。

 

 というのも、アメリカではほとんどの州で、外で酒を呑むことは禁じられています。例外は、ジャズの街・ニューオリンズと、現在の特殊例ですが、屋外営業の店です。そして、酒を売るような店で24時間営業しているのは極めて稀です。

 

 お花見やBBQ(自宅以外で行う際)の時、どうするか。水筒に入れたり、缶を新聞などで包んだりします笑

 

 ではでは。