新型コロナウイルス感染症もかなり収まりつつあるように感じられます。
緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が10月1日に解除されたのを受け
て、山陽新聞社は通信アプリ「LINE(ライン)」を使って、行動の変化を尋ね
るアンケートを行っています。
(この記事は10月17日の【山陽新聞】からの紹介です),
その結果ですが、8割超は旅行に出かける予定がなく、7割が友人に会うの
を控えている結果になり、引き続き自粛生活を最優先する意見が多く寄せら
れました。感染者数が減少傾向にある今こそ、趣味や買い物で「コロナ疲れ」
を解消する機会と捉えるとらえる人もいました。
アンケートは、公式アカウント「記者が行 9く」の登録者を対象に10月10~12
日に実施しましたが、10代から70代以上の399人が回答しました。
旅行や外食、買い物といった五つの行動について、10月以降に出来ている(計
画している)かどうかを6段階の選択式で聞きました。程度を問わず「できていな
い」と答えた割合が最も多かったのは、「旅行に出かける」で計83・0%でした。
このうち「全くできていない」は63・2%に上り、自由記述には「まだまだ油断で
きない」
(岡山市東区、60代主婦)、「すぐに(感染が)再拡大すると思うので」
(玉野市、50代男性会社を員)などと記され、外出自粛控え続ける人が依然と
して多いことがうかがえました。
山陽新聞社は、全国で感染「第3波」の流行が本格化し県内でもクラスター(感
染者集団)が続発した昨年11月、「直近1カ月間の行動への影響」をテーマに
同じアンケートを行いました。今回の結果は前回と比べ5つの行動について「で
きている」と答えた割合が4つの項目で上昇しました、。最も増えたのは「外食す
る」で6・3㌽増でした。「運動する」「友人に会う」「旅行に出掛ける」も4・8~3・
0㌽増えました。逆に「買い物に行く」は1・1㌽減でした。
自由記述欄には第6派の到来,を懸念し、今のうちに趣味の旅行や紅葉狩り、ス
ポーツ観戦、カラオケをはじめ、帰省や会食を優先事項に挙げる人も見られまし、
た。長引くコロナ禍の生活にあって「(感染者が)少しでも落ち着いたこの時期だ
けでも買い物や外食を楽しんで心を休めたい」(倉敷市、40代主婦)「近県エリ
アの移動を再開し、生活に張りを持たせたい」(浅口氏、40代男性会社員)など
の声が上がっていました。