【右乳癌サイドストーリー】は、息子くん(ジュン)が6才(小1)で『適応障害』と『自閉スペクトラム症』と診断され、その翌年(7才)、ママ(私)が乳癌になるという、平たんではなかった2016年~の学校生活を振り返ったお話です。今年、2021年4月~6年生になります。よろしくお願いします<(_ _)>

 

 

【行動の変化】2016年10月18日(火)

 

 

学校のシンボルのひとつ

『黒板』は、教室へ入るとバーンと

壁一面にあります

 

私の子供の頃と変わらない(゚д゚)!

 

大きさも色も形も材質も使い方とかも…

 

…ある意味すごいなぁ

 

世の中は、どんどん進化してるのに

『黒板』は今も昔もおんなじ(;゚Д゚)

 

しいて言えば、黒板に書くとき使う

『チョーク』の白やピンクの色が

手につきにくくなったくらい…

 

ジュンは、そんなチョークの白で

黒板の右側に日付と曜日を書く係です

 

…そんなある日

 

足し算を黒板に書き始めました…

 

4ケタの、ひっ算で

自分で式をつくって、自分で答えをだす

 

…おもしろいのか( ゚Д゚)?

 

もくもくとやってるけど…

 

消さずに、横へ横へと移動しながら…

 

 

教室にはジュン一人だけです

 

先生も、クラスメイトも

30分前から、となりのクラスへ行って

『朝の会』をやってます

 

ジュンは、廊下から少し見学して

から教室へ戻ってきました

 

途中で様子を見に来てくれた先生が

黒板の足し算を見て

「すごいじゃん!」と褒めてくれて

花丸をもらいました合格

 

ジュンは喜んで、ニッと笑い

また足し算のつづきをやり始めました…

 

…少人数クラスに来て、3週間

 

ちょっとずつ新しい環境に慣れてきた感じで

ジュンの行動に変化が出てきました…

 

 

いつも近くに居る担任の先生とは

関わり方だけじゃなく

相性も重要だと思いました…

 

 

とても敏感です

 

 

もうひとつの学校のシンボル

『チャイム』が、授業のはじまりを

知らせると、ジュンがサッと席につきました

 

担任の先生が、すかさず

「すごいじゃん!」と褒めてくれて

ジュンは、黒板の足し算で

花丸をもらった時と同じように

喜んで、ニッと笑いました…

 

 

とても素直です

 

 

そのままの表情で

ジュンがチラッと私を見ました

 

 

とても嬉しいです♪

 

 

 

さいごまで読んでくれて、ありがとうございました<(_ _)>