このお話は、息子くん(ジュン)の平たんではなかった小学校生活の道のりと、小2の時、お母さん(私)が”乳がん”という追い打ちをかけるような出来事を経験しながら、2020年の今年1月に10才を迎え、小5になるまでを振り返った「過去ブログ」です。思うところがあって私の再就職を機に3月から書き始めました。「現在ブログ」と共存しているため、ややこしさを感じさせてしまったら(ノД`)スミマセン・゜・。目印に【右乳癌サイドストーリー】と題し、つづっていますので、よろしくお願いいたします<(_ _)>

 

【発達検査】2016年小1の二学期

 

ジュンは、2016年に地元の小学校へ

やる気まんまんで入学したけれど

つまずいてしまいました(ノД`)・゜・。

 

ド田舎の、ちいさな学校なので

1年生~6年生まで、みんな顔見知りで

わけ隔てなく、みんな友達関係です

 

…だからか

 

純粋で幼さが残っている反面

「ぼくも同じ!」と相手の意見に同調する

フシがありました…

 

…私から見ると、それは

ジュンに限らず、まわりの誰もが

”みんなと同じ”という事を

仲間意識として

抱いてるように感じました

 

そんななか、保育園と勝手が違う

小学校の新しい環境に

”そういうもんなんだ”という

折り合いを付けて

柔軟にやり過ごす周りの子のように

ジュンは出来ずに

聴覚過敏は認めても

自分だけ”ちがう”という思いが

自己嫌悪へとつながって

つまずいてしまった事への

自己否定が露骨に現れました

 

そして、次第に荒れるようになり

心療内科に電話をしましたが

予約でいっぱいで、2学期になって

やっと診察を受けられました

 

そこで、児童精神科の先生から

「適応障害」と診断され

環境が合ってないのが原因と言われ

さらに後日、発達検査の

ウィスクフォー(WISK4)という

知能テストをやりました

 

総IQや各項目ごとの点数で

ジュンの得意分野、苦手分野が分かり

脳の使い方のクセも分かるので

学校や家庭での指導や対応の仕方の

ヒントになります

 

…検査は1時間半ほどかかり

10日後に私だけで話を聞きました

 

結果は…

 

ジュンの得意分野は”言語理解”と

”ワーキングメモリー(記憶力)”が

有意に高かったです

その中でも”語音整列”について

検査員が「ぼくらにはきっと答えれない」

と言うくらいの点数でした…

 

その逆の苦手と思われる分野は

見る力(視覚的情報処理)で

”知覚推理”が平均以下でした

その中でも”絵の概念”が有意に低く

ワーキングメモリーに比べて

20点もの差がありましたΣ(・ω・ノ)ノ!

 

絵を描くのを好まないのは

これらが原因だと思われます

 

この点差が、発達のアンバランスで

大差ほど本人がつらさを感じやすく

聴覚有意のジュンは『自閉スペクトラム』

俗に言う、アスペルガーとの事でした

 

…そう言われ

ある意味、納得する部分もありました

 

私は、診断書と検査報告書を

Drに書いてもらい

ジュンの小学校へ提出しました

 

今後、定期的に通院しながら

病院と学校と連携をとっていきます

 

また、第三者機関として

気軽に相談できるところが欲しくて

支援団体を探しました

専門の方が在職していて

ジュンの学校へも訪問して下さる

との事で、NPO法人と締結しました

 

…こうして

 

ジュンが入学して5ヵ月

 

後手後手だけど…

 

スタートラインに立ちました

 

さいごまで読んでくれて、ありがとうございました<(_ _)>