【シグナルとして】 ジュンの幼きころ

2011年1才/入園当時 

 

今思えば…

 

私が無頓着でなければ

6才のジュンを変えられた

かもしれない…

 

…今更だけど

 

私がアンテナを張り

『シグナルとして』受け止めれば

目の前で苦しむジュンを変えられた

かもしれない…

 

あのとき…

 

保育園児のジュンに

『なすすべ』を身に付けさせたら

小1のジュンは

理想の笑顔だったかもしれない

 

…悔しいな

 

それより、ごめんね

 

 

ジュンが1才~5才の

2011年1月~2015年3月

 

保育園の先生は

1日の出来事をお迎え時に

毎回報告してくれます

 

その中で「びっくりした!」と

言われた内容を記します

 

私は、これらすべてを

『シグナルとして』受け止めず

許容範囲内の”個性”として

受け止めて、そのとき止まりで

済ませてしまいました

 

1.入園当時のこと

 (2011年1月/1才0ヵ月)

 

入園して2週間、ずっとジュンは

飲まず、食わず、寝ず(横にすらならず)

を強行しました

いわゆる”ボイコット”です

飲まず食わずなので

お迎えは「昼の12時指定」でした

その為、ジュンだけ”半日保育”です

入園して3週間目、園長先生から

「一度お母さんが給食食べさせて…」

と言われた日の”10時のおやつ”で

初めてジュンは食べ物を口にしました

私がお昼に行くと、担当の先生が

職員室から小走りに走って来て

「ジュンくんが食べてくれました!」

と涙ぐみ、感情を高ぶらせながら言い

かじったおやつを見せてくれました

ジュンは”1日保育”が出来るまで

4週間もかかってしまいました

気にする私に園長先生が言いました

「ウチもそうでしたよ、慣れるまでに

時間のかかる子はいっぱいいます」

と、やさしくなぐさめてくれてました

 

今思えば…

 

ジュンの行動の裏側に

目を向けなければいけなかった

 

2.入園1ヵ月後のこと

 (2011年2月/1才1ヵ月)

 

4週間かかって”1日保育”になり

すぐに熱を出して休みました

その翌日の保育園でのことです

三輪車を逆さに置き、ハンドルを

地面につける状態で車輪を上にし

その車輪をずっっと回している

という事を「ちょっとお母さん!」と

頭に付け足して、ものすごく驚いた

表情をし、説明と報告をされました

「家に遊ぶ物が無いんですか?」

と、最終的には質問されたので

「遊ぶ物?たくさんありますよ」

と、私は冷静に答えました…

…ジュンは、家でも”回る物”が

好きなので、イスを使って上から

全自動洗濯機の中の動く様子を

透明なフタ超しに、ずっと見たり

アナログ時計が動く(回る)様子を

ジ~ッと見続けていました

だから、保育園の”車輪遊び”は

家ではやらなかったけれど

私には”納得のいく行動”でした

 

今思えば…

 

”こだわり”が一般的では

ありませんでした

 

(2才へつづく)

さいごまで読んでくれて、ありがとうございました<(_ _)>