きるひです。
診療所でのバイトもあと1週間になりました。
私が精神科の診療所でバイトをはじめた動機は、精神疾患や発達障害の成人の援助をしたかったからです。
でも、私の入った職場は、お薬を出すだけで、本当の意味での「援助」はしていなかったのです。
とはいえ、悲しいことに、これが精神科医療の現場の現実なのです。
そういう現実はあるのですが、私の職場の正職員さんは、患者さんがみているにも関わらず、スマホでケータイゲームやLINEをしています。そして、みんなで患者さんの精神症状や妄想などをバカにする発言をしています。
私も、まわりにあわせて、仕事中にゲームすれば職場で浮くことはなかったかもしれません)。
ただ、私は、患者さんが見ている前でゲームをすると、そんな私を見て、患者さんが「この人にとっては、私の病気よりゲームのほうが大事なんだ」と感じると思い、ゲームをせず患者さんに積極的に声を掛けたりしていました。
当然ですが、そんな私のふるまいは、コメディカルのトップである看護師長からみたら疎ましいものだと思います。そのため、毎日嫌みを言われたり、恫喝されたりしました。
最終的に、追い出される形でバイトを辞めることになりました。
が、目の前にいろいろなことがあっても、遠くにある目標を見失ってはいけないのです。
職場で嫌みを言われたり、恫喝されたりしても、自分の信念を貫いたことは間違いではありませんでした。