家に帰ってきた

鍵を差し込むその時

誰かに見られてる気がして

上を見たら、中秋の名月。

 

それはそれは見事な満月が、静かに、煌々と、輝いて

僕をじっと見ていました。

 

鍵を手にしたまま

少しの間、月と向き合った。

 

最近、心にグッとくるほど本気な人を見て

自分はちゃんとやってたかい?って

思ってたところだ。

お月様みたいに、

演劇の神様はちゃんと見ているから

ね。

 

お月様、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

たいそん