その男には龍が時々降りてくる。
一度降りてくると勝手に
最強無敵状態になる、
らしい。
そして唯一無二の作品を産み落とす。

意識的に降臨状態を引き伸ばす事はできても
降臨させる事は完全に向こうの「気まぐれ」だそうだ。

君には君の
僕には僕の
「龍」が居るはずだ。

せめて
龍の尻尾で撫でられるくらいにまで精いっぱい背伸びして

尻尾を捕まえてみたいよね。



たいそん