皆様大変ご無沙汰しております。


順番に溜め込んだ整備事例をご紹介して行こうと

思いながら、溜め込む事が趣味になり掛けてますね。


そんな中皆様にお伝えしておいた方が良いかと思う案件を先にご紹介


案件と言ってもYouTubeで言う案件ではございません。



その案件とは、


FRM3です!


最近トラブルが少なくなったので

僕も油断していましたが、


このFRM3飛んだ厄介児で

突然壊れます。



多くの場合OBDカプラーから診断機で

車両にアクセスした時に壊れる事が多く

以前はFRM3が使われる年式の車両に

テスターを繋ぐ際には

FRM3が壊れる可能性を示唆していたのですが

最近はめっきり減っていたので

完成に頭から抜けてました。



そんなある日の事



車検整備が無事終了し

CBSリセット(サービスインターバルのリセット)

を行う為にテスターを繋いだ瞬間




FRMさんオイキニナラレマシタ💦💦




勿論、車検整備の見積もり時にテスターで

車両の診断をしているし、

しかも、この車両は今回がうちのテスターを繋ぐのが、初めてでは無かったので


まさかの事態です。


FRMは主にライトの制御ユニットになり

ライトのコントロールが出来なくなります。

FRMが診断機と繋がらなくなりプログラミング、

コーディングも出来ません。

それと、

フロントのパワーウィンドウも不動になります。


このトラブルの回避方法は恐らく無いので

なってしまったら直すしか無いです。


勿論、車検は通りません。


久々の投稿で文章力が大幅に低下し

話しが長くなりそうなので

先に進めます!


てな事で

FRM修理します。


FRMが壊れると言っても

データが消えてしまうだけなので




写真の様に基盤からダイレクトにアクセスし


EPROMにデータを書き込みます。






ハイ!


オワリ!



文章力の低下した僕には

ここまでの長い苦難を乗り越えた道のりを

文章化出来ないので 


ここでは

必ずとは言えませんが、

FRMの修理は可能な事、


テスターを繋いだ瞬間にFRMさん沈黙する事をお伝え出来たらと思います。


うちでは未だありませんが

他の整備工場さん


からの整備依頼では

バッテリーを外して作業後に今案件が発生したケースが多いです。


テスターを繋がなくても、バッテリー交換や

バッテリー上がりでも起こってしまう可能性がある事を知って置いて下さい。


FRM3は3シリーズ以下のモデルとMINIに使用されています。



心配したところで、恐らく回避は出来ないので

自分の車は大丈夫!って思って下さい!


もし、預けた整備工場でこの症状が発生した場合

 

 誰のせいでもない


と優しくしてあげてください。


それではまた!




真面目にBMWとMINI達をメンテナンスしてます。